自宅で手軽に性感染症を検査できる郵送検査キットのレビュー

性感染症郵送検査キットとは、
自宅で簡単に性病検査ができるキットです。
病院に行く必要がなく、匿名で検査ができるため、
時間も費用も抑えることができ、プライバシーも守られます。
- 性病にかかっているんじゃないかと不安を感じている
- 平日に病院へ行く時間がない
- 病院に行くのは恥ずかしいから誰にも知られずに検査がしたい
このような方には郵送検査キットをおすすめします。
今回、筆者が実際に検査キットを取り寄せて体験し、
そのメリットやデメリット、
手順や費用について詳しくまとめました。
性感染症の検査について、また郵送検査キットについて
詳しく知りたい方は是非読んでみてください。
性感染症を自宅で簡単に検査できる検査キットとは
郵送検査キットは自宅に検査キットを取り寄せ、
尿やうがいした水を採取し返送することで
簡単に性病感染を調べられるキットです。
- クラミジア
- 淋病
- トリコモナス
- カンジダ
- 一般細菌
- ヒトパピローマウイルス(悪性型)
- HIV (エイズ)
- 梅毒
- B型肝炎
- C型肝炎
- のどクラミジア
- のど淋菌
検査できる性感染症は多岐にわたり、
同時に複数の感染症をチェックできるキットもあります。
ただし、検査項目が多くなればなるほど費用も上がるため、
検査項目が1~4個程度のキットを注文する人が多いそうです。
中でも人気なのが性感染症で特に感染率の高い
「クラミジア(+喉)」+「淋病(+喉)」の
4つの検査を組み合わせたキットです。
クラミジアや淋病は非常に感染力が強いため、
性病感染を疑った際は真っ先に検査するといいでしょう。
- 風俗店利用などの性感染症に罹患するような行為があった
- 痛みや痒みといった異常がある
- 大事なパートナーができた
- 結婚を控えている
このような気になる症状があった場合や不安を感じた時、
人生の大事な節目には必ず性病チェックを行いましょう。
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使ってみて分かった郵送検査キットの2つのメリット
実際に郵送検査キットを使用してみて感じたメリットは2つです。
メリット1.自宅でいつでも検査ができる
郵送検査キットの最大のメリットは
「自宅でいつでも検査ができる」ことです。
性病の検査と言えば婦人科や泌尿器科、保健所などの
医療機関に行くのが一般的ですが
そのために病院に行く時間を作る必要があります。
会社員では平日に時間を作るのは難しいでしょう。
土日に行った場合、病院は非常に混雑しているため
半日、もしくは1日がかりになってしまいます。
平日休める人でも、かかっているかどうかわからない性感染症のために
時間を割いて検査に行く、という方は少ないでしょう。
ですが検査キットなら自宅でいつでも検査できます。
仕事から帰ってきてからでも、夜寝る前でも、休みの日でも。
検査にかかる時間はゆっくり説明書を読みながらやっても30分ほどです。
このように、24時間365日いつでも検査できる点が
検査キットの大きなメリットです。
メリット2.誰にも会わずに完全匿名で検査ができる
時間もそうですが、
「性病の検査に行く」という事自体に抵抗がある方もいます。
要は「恥ずかしくて行けない」という方です。
特に男性は「泌尿器科=性病検査」のようなイメージもあり、
検査したいと思ってもなかなか泌尿器科には行けないでしょう。
ですが郵送検査キットなら自宅で検査でき、
さらには完全匿名なので誰とも顔を合わせず検査ができます。
キットの配送も完全にプライバシーが守られており、
同居する家族にもばれにくいようになっています。
もちろん検査結果も自分以外は確認できません。
検査会社の方ですら分からないようになっていますので、
安心して検査を受けることができます。
郵送検査キットのデメリット
検査キットにはメリットがある一方、デメリットもあります。
こちらも実際使ってみて感じた点を2つ紹介します。
デメリット1.キットの受け渡しに時間がかかる
検査キットで性感染症を検査する場合、
即日で検査結果が分かることが多い病院に比べて時間がかかります。
- 検査キットを注文
- キットが2~3日で到着
- 自分で検査
- 検査会社へ返送(2~3日)
- 会社に到着
- 結果確認
このように注文から返送、検査結果が出るまでに
最短でも1週間前後かかります。
会社に到着してから検査結果が出るまでは早いのですが、
キットの配送時間ばかりはどうにもなりません。
今すぐ、とにかく早く結果を知りたい、という方には向きません。
デメリット2.陽性だった場合、結局病院に行く必要がある
検査キットで調べた結果が陽性だった場合は
病院に行って治療しなくてはいけないため、
二度手間になる可能性があります。
検査キットができることは検査までです。
陽性の場合、結局病院に行って治療を受けなくてはいけません。
場合によっては病院で再検査の可能性もあります。
「ほぼ間違いなく性感染症に感染している」
という確信がある方は最初から病院に行った方が
検査から治療までがスムーズです。
※ただし検査キット会社と提携している病院なら、
キットの検査結果を持っていくだけで
スムーズに治療が受けられる病院もあります。
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郵送検査キットを実際に使用してみました
ここからは実際に検査キットを
使用した時の写真と一緒に手順を紹介していきます。
今回使った検査キットは
株式会社アルバコーポレーション(STD研究所)の検査キットです。
まず、STD研究所のホームページから
自分が検査したい項目の含まれた検査キットを選びましょう。
※バナーをクリックするとSTD研究所HPの検査キットへ飛べます
今回僕が使用したキットはタイプP。
- クラミジア
- 喉クラミジア
- 淋病
- 喉淋病
最も一般的な性感染症4項目を検査できるタイプです。
男性用と女性用で少し検査項目や仕様が異なりますが検査方法は概ね同じです。
クラミジアと淋病は喉への感染率も高いので、
この2つの病気を検査するときは
喉も一緒に検査できるタイプを選ぶと安心です。
注文から開封まで
注文すると、1~2日で検査キットが自宅に届きます。
品名は「日用品(プラスチックケース)」と書いてあります。
家族に見られても
性感染症検査キットだとは思われないでしょう。
封を開けると中には密閉された検査キットの袋と
うがい液(喉の検査用)、そしていくつかの書類が入っています。
密閉された検査キットの袋を開けると
中には検査で使用する道具と、採取した尿やうがい液を入れる容器が入っています。
書類は申込書と説明書、
採取したものを返送するための封筒です。
まずは申し込み用紙に記入しましょう。
申込用紙には氏名や住所などは書きません。
- 申し込みID(8桁)
- パスワード(12桁)
- 性別
- 生年月日
- 採取日
この5つを記入するだけです。
申し込みIDとパスワードは好きな数字を入力しましょう。
採取日は今日採取してしまうなら今日の日付を、
そうでないなら採取した後に記入しましょう。
この申込用紙に記入した数字やパスワードは
絶対に忘れないようにしてください。
忘れてしまうと検査結果を見ることができません。
匿名性が厳重に守られており、
IDやパス、採取日を忘れてしまうと
検査結果を確認することができなくなります。
検査会社に問い合わせても確認できない場合があるそうです。
その場合、もう一度キットを購入するしかありません。
特にログインに必要な
- 「申し込みID」
- 「パスワード」
- 「採取日」
この3つは忘れないようにしましょう。
採取・尿
検査の基本は尿採取です。
検査キットの中に説明書とIDシール、尿を採取するコップ、
そして採取した尿を密閉する
「スピッツ」と呼ばれる容器が入っています。
まずは、「申込IDシール」に、
申込書に記入した申込IDをそのまま記入し、
スピッツに貼り付けます。
その後は説明書をよく読み、手順に従って採取しましょう。
ひと言で説明してしまえば尿をコップに採取し、
スピッツに注いで封をするだけです。
採取したらしっかりと封をし、
付属のチャック付きのポリ袋に入れ、
さらに「尿採取キット」と書かれたポリ袋に入れます。
採取は簡単ですが、いろいろと細かい決まりがあります。
- 前回の排尿から2時間以上経過しないといけない
- スピッツの目盛り「10」以上入れること
これらの決まりを守らないと正しい検査結果が得られません。
検査項目によって採取方法が若干異なるので
必ず説明書を読みながら採取しましょう。
採取・うがい
今回、喉の検査も同時に行ったので、
喉のクラミジアや淋菌を採取するキットも入っていました。
こちらも同じように申し込みIDシールに記入し、
スピッツに貼り付けて採取します。
ボトルに入ったうがい液を半分ほど口の中に入れ、
10~20秒間うがいをします。
うがい液は生理食塩水のような味がしますが、
特に普通の水と変わりません。
後はコップに吐き出し、
スピッツの目盛り「10」以上になるように入れましょう。
飲んでしまったなど、うがいに失敗した場合は
余ったうがい液を使ってください。
1回で成功したらうがい液は
そのまま捨ててしまって問題ありません。
流しに捨てて問題となるようなものは入っていません。
尿とうがい水両方採取し、
両方ともIDシールが貼ってあることを確認したら
最後にチャック付きの袋の入れて終了です。
最初記入した申込書に「採取した日」を記入していない場合は記入しましょう。
申込用紙は2枚になっているので、
別々に切り離し、1枚目Aは返送用封筒の中に、
2枚目Bは手元で保管します。
返信用の封筒に採取したスピッツ、申込用紙Aを入れたら
しっかりと封をしてポストまたは郵便窓口から送りましょう。
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結果の確認方法
検査結果は返送したキットが検査会社に
到着した日の21時以降に確認できるようになります。
発送した場所や時間にもよりますが、
発送から2~3日後くらいと考えておきましょう。
検査結果はSTD研究所のホームページ上部にある
「検査結果ログイン」から確認できます。
検査結果ログインをクリックすると
申込用紙に記入したIDとパスワード、
採取日を入力する画面になります。
手元にある申込用紙B(切り離した申込用紙の片方)を見ながら
間違えないように入力していきましょう。
最後に「検査結果の確認」をクリックすれば検査結果が出てきます。
「陰性」と表示されていれば現段階で
性感染症に感染している可能性は低いです。
陽性と出た場合は感染している可能性が高いので
すぐに病院へ行きましょう。
もし、検査結果にログインできずエラーが出てしまう場合は
IDなどが間違っていないかどうか確認してください。
IDが間違っていないにも関わらずエラーが出る場合、
検査キットがまだ会社に到着していない可能性があります。
翌日の21時以降に再度確認してみてください。
検査キットの費用
検査キットの費用ですが、
今回私の使った4項目チェックタイプが10,120円でした。
男性で一番高い(検査項目10種類)キットが22,275円、
女性(12項目)では22,000円です。
検査キットを扱っている会社によって
価格は違いますが、大体このくらいです。
20,000円ちょっとで性感染症10~12項目すべて
チェックできることを考えると決して高くはありません。
病院に行くと1項目で3000円前後しますので、
それを考えるとむしろ安いのではないでしょうか。
まとめ
性感染症は決して特殊な病気ではなく、
非常に身近なものです。
感染リスクの高い生活を送っている人はもちろん、
普通の生活をしている限り、誰にでも感染リスクはあります。
- 気になる症状が出た時
- 人生の節目
- 大事なパートナーができた時
こんな時は必ず検査に行ってください。
自分の身はもちろん、大事なパートナーの身を守ることにもつながります。
時間がない、恥ずかしいという方は
今回のような郵送検査キットをおすすめします。
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自宅で簡単に検査ができ、
誰にも分からないよう検査結果を知ることができます。
今、身に覚えがなくても、こういうキットで
簡単に性感染症は調べられる、という事は
是非覚えておいてください。
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