人生は絶え間なく連続した問題集である

人生は絶え間なく連続した問題集である

【スポンサーリンク】


皆さんこんにちは
タイトルの台詞はとある方の名言です。

 

正確にはうさん臭い
関西弁なんですけどね。

 

人生は絶え間なく
連続した問題集
問題は揃って複雑
選択肢は酷薄
加えて時間制限まである

 

人生の真理ですね。
TAKAHIROです。

 

 

あ、そうそう。
先日同級生に会いました。
その方にはもう
高校生の息子がいました。

 

僕には子供はいません。
時の流れの早さに泣きました。

 

 

日本が消滅するかもしれない。
だからみんなで
&%#(生殖行為)しようね、
って国を挙げて言っているのに。
僕は一体何をやっているのだ。

 

少子化に
なんの貢献もしていない僕は
せめて
人のためになることをしようと思います。

 

手始めに駅前にいる
「貧しい子供の写真を見せて
募金を要求してくる
怪しい東南アジアの女性」
にお金を渡そうと思います。

 

きっと僕の渡したお金で
元締め…じゃなかった、
貧しい子供が救われるんだと思います。

 

 

そういえば僕は良く
募金を要求されます。

 

皆さんの目にはきっと
僕がキリストか仏陀か。
もしくは天使のように
見えるのでしょう。

 

 

だいぶ昔になりますが、
素晴らしく美しい手口の募金に
遭ったことがあります。

あれは僕がまだ純粋な心を持っていた
20代後半の頃の話です。

 

ある日の夜。
僕はHな本を買いに
国道沿いにある
大型の大人の本屋さんに向かいました。

 

理由は詳しく言えませんが、
男性全てが持つ、
己の内側に潜んでいる
凶悪な衝動を抑えるため
ということでよろしいでしょうか。

 

まあとにかくHな本が欲しかったのです。
もしくはDVDかもしれません。

 

そんなわけで、
自宅から遠く離れた場所にある、
夜な夜な紳士が集まる
大人の社交場に着きました。

 

駐車場に車を停め、
新たな出会いに胸をときめかせ、
その重厚な門をくぐろうと
車から降りたその瞬間。

 

「こんばんは~」
若い女性の声がした。

 

 

ここで今一度、状況を整理しておこう。

 

  • 現在時間は深夜1時
  • 場所は紳士のための本屋

こんな時間に、
しかもこんな場所で
若い女性の声がするわけがない。

 

つまりこれはあれだ。

心霊現象だ。

 

そうだ、そうに違いない

ってかそうであれ。

 

こんな場所で現実の女性に
目撃されるくらいなら幽霊であれ!

 

僕は観念して振りむいた。

 

↓↓↓広告の下に記事の続きがあります↓↓↓

【スポンサーリンク】

 

するとそこには…
大きめのバッグを持った2人の若い女性。

 

TWO!?

 

一人ですら
死にたくなるというのに2人だと!?

 

もう一度言おう。
ここは紳士の社交場だ。

はっきり言えば
Hな本やDVDしか置いていない場所だ。

 

きっと彼女たちもそれをわかっている。
なのになぜ話しかけてくる?

 

しかも二人ともかなりの美人だ。

 

「こんばんはおにいさん!」
2人のうちの一人が話しかけてきた。

 

…ちっ。
ついにこの時が来ちまったか。

もう逃げられねえ…
こんな時こそあの言葉を思い出せ。

人生は連続した問題集である、と。

 

問題は難問かもしれない
選択肢は少ないかもしれない
時間制限だってあるだろう

 

だが、来るとわかっているトラブルなら
切り抜けられる。
いつだって僕はそうして来た!

 

覚悟は決まった!
さあこい!女子たちよ!

 

 

「今日は何しに来たんですか?」

 

…ぐはっ!
(つうこんのいちげき)

問題が……難しすぎる!!

 

…答えられない!

 

問題は難問
選択肢は酷薄
嫌というほど思い知りました。

 

アラフォーとなった今なら堂々と、
いや、むしろ聞かせたいぐらいの勢いで
詳細に話すだろう。

 

けどこの時の僕は若かった。

 

答えられずに
目をじゃぶじゃぶ泳がせていると、
これ以上の雑談は時間の無駄だと
判断したのだろう。
(制限時間切れ)

 

女性の一人がパンフレットと
靴下を差し出してきた。

「実は私たち、恵まれない子供たちを
救うお仕事なんです。」

 

 

・・・ああ~・・・
そういうあれね。

 

「これはその国の
子供たちが作った靴下です。
これをフェアトレード
(2000円だそうだ)で
買ってもらえれば、
この国の何名もの
子供の命が助かるんです。」

 

右手のパンフレットには
アフリカっぽい国の子供。
左手には靴下。

 

 

なぜ靴下?

と言うかアフリカに
繊維業あったっけ?

材料輸入して作らせて
日本に送るなら
その経費を
子供のために使ったほうが良くない?

とかいろいろ思う所はあるのだが。
まあ、要するにそういうテイで
お金を集めておいて、
最終的には彼女たちや
彼女たちの上司?の懐に
ポッケナイナイされるんだろうなあ…

 

良くある募金詐欺?

 

まあ、詐欺であろうと
本当の寄付であろうと
今日の僕にはそんな金はない。

 

本を数冊買う予算しか持っていない
DVDだったら1枚しか買えない。

 

見ず知らずの
異国の子供には申し訳ないが、
僕にも救わなければならないものがある。

それは明日の自分だ。

 

さあ、言え!TAKAHIROよっ!

そんなものは不要だ、と。

貴様らの詐欺に
引っかかる程愚かではないわ、と。

 

僕は女性二人をキリッと見つめ返した。

 

 

 

そして僕は家に帰ってきた
手に戦利品である
2000円の高級靴下を携えて。
(ちなみに生地が薄くてすぐに破れた)

 

あの場所で待ち構え、
気の弱い男性(←俺だよ)の
弱みに付け込んだあの手口。

 

見事としか言うほかはない。

 

その心意気に金を払ったのだ。
うむ、決して
断り切れなかったアレではない。

 

世界の恵まれない子供のために。
うむ、決して
断り切れなかったアレではない。

 

深夜まで働く女性の心労を慮ったのだ。
うむ、決して
断り切れなかったアレではない。

 

 

人生は複雑した問題集。
いい言葉です。

 

この1年後、
駅前で美人に話しかけられて、
のこのこ付いていったら
100万円のリトグラフを
買わされそうになった話はまたいつか。

 

【スポンサーリンク】