青木村にある大法寺の国宝三重塔に向かう途中、国道沿いに「県宝 日吉神社」と書かれた看板を見つけました。
国宝を見に来ている以上、県宝も見なくてはなるまい。
というか、せっかく青木村に来た以上、1件でも多くブログのネタを取材しておきたい。(本音)
そんな理由でフラっと寄った日吉神社ですが、非常に静謐で神秘的な場所でした。
後から知りましたが、本殿もかなり珍しい造りだそうです。
とはいえ、個人的にはわざわざここを目指して来るほど何かがある場所ではないので、行くかどうかはこの記事を見て判断してください。

なお、日吉神社は「わかる人にはわかる」というマニアックな神社です。そのため、知識の浅い僕の解説はグダグダなので、主に写真を楽しんでください。
日吉神社とは:珍しい五間社流造の本殿を持つ県内最大規模の神社

日吉神社は、滋賀県大津市にある「日吉大社(ひよし たいしゃ)」を総本社とする神社の総称です。
そのため、ここ青木村だけではなく、全国には数千社もの日吉神社があります。
長野県内で僕が調べただけでも、10社ありました。この日吉神社もそのうちの1つです。
日吉神社は古くは山王大権現宮と呼ばれ、御祭神は大山咋命(おおやまくいのみこと)、または大山咋神(おおやまくいのかみ)です。
「大山に杭を打つ神」、つまり大きな山の神を表し、また、農耕や治水を司る神としても知られています。
青木村の日吉神社本殿は、母屋の間口が5間ある「五間社流造」や、「見世棚造」のある非常に珍しい造りになっているそうです。
少なくとも、長野県内には中世と近世で5間以上の本殿はここ以外存在しません。
そんな日吉神社ですが、平成2年(1990年)の8月10日に長野県の県宝に指定されました。

とにかく「かなり珍しい造りの本殿がある」と覚えておいてください。
日吉神社の基本情報(拝観時間・所要時間・アクセスなど)
| 住所 | 〒386-1604 長野県小県郡青木村殿戸 |
| 電話番号 | 0268-49-0111(青木村役場) |
| 御祭神 | 大山咋命(おおやまくいのみこと) |
| 拝観時間 | 24時間 |
| 駐車場 | 無し |
| トイレ | 無し |
| 写真・動画撮影 | 自由(たぶん) |
| 見学所要時間 | 10分~20分 |
| 公式サイト | 無し |
日吉神社は、長野県小県郡青木村にあります。
基本的に、建物以外は何もないです。
何もないって言い方もどうかと思いますが…駐車場もトイレも公式サイトも無ければ、宮司さんもいません。
そのため24時間参拝可能ですが、夜に神社へ行くのは防犯面、安全面、神様への配慮、心霊面、あらゆる点から推奨しません。
参拝にかかる時間は、長くて15分程度です。僕が写真撮りながらのんびり散策して、だいたいそのくらいだったので。
日吉神社に向かうルートですが、上田市から松本市に抜ける国道143号をまっすぐ進み青木村に入ります。

青木村に入って国道をしばらく進むと、「道の駅あおき」が見えてきます。
この道の駅あおきを通り過ぎると、すぐ左側に「←1km 県宝・日吉神社」の看板が見えてくるので、ここを左折してください。

さあ、ここからが本番です。
この道を右に上がっていけば日吉神社に着きますが、残念ながら自動車通行禁止になっています。
なので、左に行って遠回りしなくてはいけません。
ぐるっと大きく右折していく感じです。
案内看板もなく、わかりにくい道ですがなんとか勘でたどり着いてください。

分岐はあるものの、道の本数が限られているので、迷うことは無いと思います。なんとなーく右にある山の方目指して進めば到着します。
日吉神社を楽しむための2つの注意点
日吉神社を楽しむための注意点です。
事前に神社について学んでおこう!

日吉神社に行く前に、できれば事前に知識を入れておきましょう。
というのも、誤解を恐れず言えば日吉神社には「なにもありません」。
本殿と神楽殿、宝物殿、あとはちょっと景色が楽しめる小高い丘があるだけです。
つまり、建物と雰囲気を楽しむ場所なので、建物が好きとか、神社が好きじゃないと楽しめません。
もちろん僕のように「知らない場所に行くこと自体が楽しい」というちょっとアレな人もいると思います。
ですが、多くの人は「な、なるほど」という感想で終わってしまうかもしれません。
なので、事前に日吉神社の建築方法とか歴史について勉強してから行くと、10分どころか30分とか1時間とか楽しめるかもしれません。
…
いや、さすがに1時間は無理か。

出典:甲信寺社宝鑑HP(www.hineriman.work)
日吉神社について学ぶのであれば、上記の甲信寺社宝鑑さんのサイトがおすすめです。
歴史や建築方法について、僕では絶対不可能なレベルでめちゃくちゃ詳しく日吉神社(そのほかの神社も)を解説しています。
…
( ゚Д゚)(おや?)
( ゚Д゚)(甲信寺社宝鑑さんのサイト見ちゃったら、僕の記事読む必要がないぞ?)
ま、まあ、このブログでもなにかしら得るものはあると思うので、写真だけでもざっと見ていってください!

僕は僕なりに、僕しかできない方法で日吉神社の楽しさをお伝えします。
駐車場は多分ないので、邪魔にならない場所に停めよう
日吉神社にはおそらく駐車場がないので、ほかの車の通行を邪魔しない場所に寄せて停めましょう。

僕はこの小さなスペースに停めました。
おそらく、というか間違いなくほかに参拝に来る方はいないと思うので大丈夫でしょう。

隣に大きなスペースがありますが、おそらく私有地なのでここには停めない方が良いと思います。
日吉神社境内を散策

では、日吉神社を散策していきます。
神楽殿と宝物殿

鳥居をくぐると、右側に神楽殿、左側に宝物殿、奥の階段の先に本殿があります。
この規模の神社としては珍しく、拝殿がありません。
…なんのこっちゃと思いましたが、詳しい方によると結構珍しいことらしいです。
戸隠神社や生島足島神社のように、常に人がいる神社と違い、宮司も参拝者もいないため、境内は神聖な空気と雰囲気に包まれています。
…まあ、これは天気が良い昼間だからであって、天気が悪い日や夜に来ると単なるホラーゲームです。

神様に歌や舞を捧げるための神楽殿です。

宝物殿にはかなりしっかりとした鍵がかかっているので、きっと中になにかあるんだと思います。
本殿

階段の先に本殿があります。

青木村日吉神社の本殿です。
社殿の規模としてはかなり大きいそうで、この地域で広く信仰されていた様子がうかがえます。

この角度も、見る人が見れば思わず唸る造りだそうですが…
( ゚Д゚)「…わからん!」
僕のように、神社や造りに詳しくない人は「なんかわからないけどすごい」雰囲気を堪能してください。

本殿の横には小さな祠(ほこら)がありました。
情報がないのでなにかはわかりませんが、可愛いサイズの祠です。
向かいにある高台からの景色もおすすめ

個人的に、日吉神社最大の見どころは向かいにある高台からの景色だと思っています。
5分もかからないので、ぜひ見ていってください。

高台には、なんのスペースかわかりませんが立派な木と小さな祠があります。

だれか…だれか情報下さい…
景色が綺麗ですね。
これだけでも来た甲斐があります。(と思わないとやってられない)

何かの祠。

誰か…だれか情報下さい…

高台からは日吉神社を見下ろせます。

奥にはなぜかブランコと鉄棒がありました。
年齢的なこともありますが、ボロ…歴史を感じたので乗りませんでした。

一番奥に着きました。
青木村を囲む山々と空が綺麗です。

振り返った景色はこんな感じ。
方向的に、別所温泉や沓掛温泉がある方角だと思います。

空が広く、風が吹き抜ける気持ちの良い場所でした。
たぶん、今回ここに一番長くいた。(笑)
まとめ:日吉神社は雰囲気や景色が素晴らしいマニアックな神社!

…
…
すみません( ゚Д゚)!
今回ほとんど解説できなかった。
あまりにマニアックすぎる神社でした。
( ゚Д゚)(来なきゃよかった…)
と一瞬後悔しましたが、神社仏閣好きで知識のある方なら楽しめると思います。
それを抜きにしても雰囲気は素晴らしいですし、高台からの景色も綺麗です。
というわけで、この記事を見て興味を持った方、ぜひ日吉神社へ!

この記事で興味を持ってくれる人、いるかなあ…(笑)
このブログでは、青木村の観光スポットや近くの別所温泉の観光スポットをたくさん紹介しています。
ほかの記事ではもうちょっとまともに解説しているので、懲りずにほかの記事もぜひ見てやってください。

