今回紹介するのは、長野県小川村にある「本州のへそ(本州のHESO)」です。
日本のへそは全国に複数ありますが、「本州のHESO」はここにしかありません。(たぶん)
本州のへそがある場所は、長野県屈指の田舎…もとい、山や森の多い村で、本州のHESOはそんな小川村の中でも特に奥深くにあるので、信州の大自然の美しさと熊や猪の恐怖を思う存分味わえます。
正直、本州のへそに「なにがある?」と聞かれると困るのですが、珍しい場所であることは確かなので気が向いたらふらっと見に行ってみてください。

なお、正式名称は「本州のHESO」ですが、「本州のへそ」と検索する方も多いため、この記事では両方を併記して紹介します。
小川村 本州のへそとは:本州の面積重心地

本州のへそ(本州のHESO)は、一言で説明すると「本州の面積重心地」です。
面積重心地ってなんのこっちゃ?と思った方(僕もです!)も多いと思うので、簡単に説明します。

面積重心地は、「図形を1枚の板としたとき、1点で重心を取れる点」です。
上記の通り、円や正方形であればど真ん中になりますが、本州のような複雑な図形の場合はど真ん中にはなりません。

2004年(平成16年)、測量会社によって計算された実際の重心地点(東経137度58分40秒、北緯36度39分17秒)がこの本州のへそです。
この部分を支えれば、この複雑な本州がうまくバランスを取って支えられるわけです。
本州のへそには、「へそ」と「へその緒」にちなみ、両親やご先祖様に感謝を表す「恩柱(おんばしら)」という高さ11mの柱が建てられています。

長野だと「御柱(おんばしら)」のイメージが強いので誤字じゃね?と思われているようですが、誤字ではありません。「恩柱」です。
本州のHESOの基本情報(場所や所要時間)
| 住所 | 〒381-3304 長野県上水内郡小川村高府1502 |
| 電話番号 | 026-269-2323 (小川村観光協会) |
| 利用時間 | 24時間365日 |
| 閉鎖期間 | 無し |
| 駐車場 | あり |
| トイレ | 無し |
| 見学所要時間 | 約5分~10分 |
本州のへそは24時間365日見られますが、当然夜に行ったってなにも見えないので行っても意味がありませんし、周りに灯りはないので単なる心霊スポットです。
とんでもない場所にあるので、冬に行くのもおすすめしません。
見学所要時間は…まあ…5分もいれば十分満足するんじゃないでしょうか。
少なくとも僕は10分で写真撮って見て満足しました。
時間が余ったら、(というか確実に余ります)小川村にあるほかの観光スポットもぜひ回ってみてください。

小川村観光協会公式HP(www.vill.ogawa.nagano.jp/kankou)
小川村の観光スポットに関しては、上記の小川村観光協会公式HPを見てください。

この記事の最後にも、僕が実際に取材した小川村の観光スポットを紹介しています。
本州のHESOへのアクセス・駐車場情報
本州のへそは、長野県上水内郡小川村の法地地区にあります。
行き方は2通り。
1つ目は、小川村のメインストリートである県道31号を進み、「本州のHESO」や「瀬戸川・法地・桐山方面」という看板が出ている場所を右折し、ひたすら山の中を進んでいくルートです。

もう一つは、同じく小川村にある「小川天文台」「星と緑のロマン館」に向かい、少し手前で左折するルートです。

個人的にはこちらのルートのほうがおすすめです。
「小川天文台」まで行くのが少し大変ですが、ここまで来てしまえば本州のHESOまでの距離が短く、また分岐も少なくてわかりやすいと思います。
最初のルートは分岐が多くて道に迷う可能性が高そう…。

駐車場は、本州のHESOの東屋の前に数台無料で停められる場所があります。…まあ、混んでて停められなくなる可能性はほぼ無いです。
本州のへそを楽しむための2つの注意点
本州のへそを楽しむための注意事項を解説します。
熊&遭難に注意

くどいようですが、本州のへそはかなり…いやすごく…いやめちゃくちゃ山奥にあります。
動画のほうが分かりやすいと思うので動画を見てください。
当然ながら熊は普通に出ますし、そのほか猪や蛇なども出ます。
本州のへそに行く際は、必ず熊対策をしていきましょう。
あと、山奥ですがあちこちに集落などがあり、道の分岐が多めで道が分かりにくいです。
途中に「本州のHESO→」の看板もありますが、小さいですし、看板がない分岐もあります。
なので、最後に頼るのは己の勘です。勘を頼りに進んでいきましょう。
何の保証もないですが、なんとなくわかります。
いずれにしても狭い道や勾配のきつい道が多いので、冬や天気の悪い日に訪れる際は細心の注意を払って運転してください。

まあ…恩柱が見えない雨や雪の日に行く人がいるとは思えませんが…
恩柱が非常にわかりにくいので注意

道もわかりにくいですが、実は本州のへその「恩柱」もかなりわかりにくいです。
中には、道沿いにある柱を恩柱だと思って見て帰ってしまう方もいます。

ご丁寧に、紛らわしい柱にはかすれた文字で「本州のへそ」と書いてあり、訪れた方をさらに混乱させます。

本当の恩柱は、東屋の奥にある紅白の色がついた柱です。
もう、非常に紛らわしい(# ゚Д゚)
一応、「これが恩柱だよ!」という案内写真も貼ってはあるものの…目立たない場所に貼ってあるし、雨風に晒されてほぼ読めなくなっています。

僕もほかの人のブログでこの事を知っていなかったら、道沿いの柱を撮影して帰っていたかも。(笑)
本州のへそを散策…するほどの距離はないけれども

本州のへそに到着です。

先ほども解説しましたが、こちらが恩柱です。
近くまで行くことは出来ません。
できると言われてもお断りします。

…
…
以上( ゚Д゚)!
これ以上紹介することはなにも無い。
一応東屋の中には「熊避けの鐘」「金のなる賽銭箱」「記念スタンプ」がありますが、恩柱含めてすべてに説明がないので、熊避けの鐘以外は利用方法が分かりません。
思い思いに楽しんでください。
というわけで、最後に本州のへそ周辺の動画をどうぞ!
な、熊が出そうだろ?
まとめ:本州のへそは、大自然の中にひっそりと佇む神秘の柱があった

今回は、長野県小川村にある本州のへそ(本州のHESO)を紹介しました。
ただでさえ山深い小川村。そしてその中でもさらに山奥にあるスポットです。
正直、楽しいかと言われれば答えに窮しますが、そんな場所だからこそ楽しいと思う僕のような人もきっといるはず。
人生で一度くらいは寄り道をして、こういったB級観光地というか変わったスポットを散策してもいいんじゃないかなと思います。
この記事でさんざん小川村や本州のHESOの悪口を書きましたが、小川村や本州のHESOは信州・信濃の原風景がそのまま残るある意味本当に「信州」を思う存分感じられる場所です。
僕も大好きな場所です。いまさらと思うかもしれませんが、そもそも愛がないとイジリもしません。
というわけで、このブログでは本州のへそ以外にも小川村の楽しい観光スポットを紹介しています。以下の記事もぜひ読んでみてください。

