フリーランスのみなさん、1年に1回、定期的に人間ドックへ行ってますか?
おそらく、半数以上の方が行ってないのではないでしょうか。
以前、Xでフリーランスのみなさんに同じ質問をしたことがあります。
すると、約65%の方が人間ドックに対して消極的という結果が出ました。
受けない理由が費用が厳しいのか、年齢が若いからなのか、時間がないのかは分かりませんが…
いかん、いかんよマジで。
人間ドック大事。
大きな病気の発見はもちろん、自分の今の状態や体質、病気の傾向を掴んで健康寿命を延ばすためにも人間ドックは大事です。
これは、各種細かい持病持ちで虚弱体質のヒロさんが、人間ドックの大切さを広めなければ!
※余計なお世話発動
というわけで、今回は人間ドックについて解説します。
- 人間ドックと健康診断の違い
- 人間ドックの費用
- 人間ドックの予約方法・準備・当日の流れ
今回、ちょうど僕の人間ドックもあったので、人間ドックを受けたときの様子もお伝えします。
この記事を読んで、みなさんに少しでも人間ドックの大切さが伝われば幸いです。
人間ドックとは任意で受ける詳細な健康診断
人間ドックとは、個人が自由に受けられる任意健診です。病気の早期発見・早期治療や予防を行うために、半日~数日かけて自分の体を細かく検査します。
会社員の方であれば、年に1回会社の費用負担で健康診断を受けられます。そのため、「自発的に人間ドックを受ける」という考え方自体無いかもしれません。
ですがフリーランスになると誰も健診を勧めてくれないため、健診をするなら自分で人間ドックの予約を取って費用を払い、さらに時間を捻出して受ける必要があります。
ちなみに人間ドックの「ドック」は船の点検や修理を行う「dock」から来ています
人間ドックと健康診断との違い
自分で予約する人間ドックと、会社が受けさせてくれる一般健康診断の違いを簡単に説明すると、「人間ドックは、一般健康診断より項目が多く、より詳しく検査できる」です。
会社の一般健康診断は、身長・体重測定のほか、血液と尿検査、胸部X線検査、心電図検査を行います。かかる時間は必要最小限の項目だけなので1時間程度です。
ですが、血液検査の項目は少なく、また気になる部分の検査をオプションで追加することもできません。
さらに「全身をざっくりチェックする」ための必要最小限の検査なので、大きな異常は発見できるものの生活習慣病や大病の早期発見にはやや不十分です。
一方で、人間ドックは一般健康診断に比べてチェック項目が多く、胃カメラがあるなど健診の内容は多岐にわたります。そのため、生活習慣病やそのほかの病気の発見、また病気の兆候を発見するのに役立ちます。
病院ごとに内容が異なったり、複数のコースが用意されていて、より自分の希望に合った検査が受けられるのも特徴です。
例えば、グレードの高いコースを選んでより詳しく全身を検査したり、一般コースにオプションで気になる部分の健診を追加できます。
中には、温泉宿に泊まりながら2~3日かけて全身を隅々まで見てくれるプレミアムな人間ドックも。
ただし、人間ドックは任意健診のため基本的に100%自費です。費用は病院やコースによっても異なりますが、数万円~10万円以上かかります。
人間ドックと国保健診の違い
フリーランスの場合、国民健康保険に加入していれば年に1回「国保特定健診」が受けられます。
国保特定健診は、国民健康保険が実施している健診で、国保以外にも各保険組合でも実施しているようです。
自己負担額が安く(僕の場合は1,000円でした)、会社で行う健診と同程度の健診が受けられます。
僕も何度か受けましたが、思っている以上に細かくチェックしてくれますし、体調に不安がなければ国保健診でも十分でしょう。
もちろん人間ドックのほうが健診項目が圧倒的に多く、また胃カメラなど国保健診にはない検査もあるため、より精度の高い健康チェックをしたい方は人間ドックがおすすめです。
主に費用面で人間ドックをためらっている人は、国保健診を受けましょう
なぜフリーランスは人間ドックを受けるべきなのか
自分の体調に不安がなければ、わざわざお金と時間を消費して人間ドックを受けようとは思わないかもしれません。
( ゚Д゚)「なんでわざわざ金払って健康を証明しなくちゃならんのだ?」
僕も30代の頃はこんなこと考えてました。
ですが、ふとしたきっかけで人間ドックを受けてから考え方が変わりました。
僕たちフリーランスは体が資本です。命にかかわるような大病にならなかったとしても、ちょっとした持病を抱えるだけでも仕事の効率がガタ落ちします。
もちろん効率ガタ落ち=収入減です。
フリーランスの方は、多少体調がおかしくても無理しちゃう方も多いはず。ですが、病気を早期発見できれば、治療にかかる時間もお金も少なくて済みます。
「長く健康なままで、しっかり働く」ために、できれば1年に1回、最低でも2年に1回は人間ドックで健診を受けましょう。
個人事業主やフリーランスはもちろん、会社の健康診断を受けている会社員の方もたまに人間ドックで詳しく見てもらうといいと思います
人間ドックの費用・料金
人間ドックの費用や料金ですが、「病院ごとにまったく違う」ので一概に言えません。病院によって検査項目やサービスが異なりますし、さらに病院によっては複数の人間ドックコースがあります。
そのため、数万円程度で受けられる場合もあれば、10万円以上かかる場合もあります。
一例として、僕の地域にある各病院の人間ドック料金を調べて表にまとめました。
病院 | 料金 | 特徴 |
病院A | 35,600円 | 腫瘍マーカー付き |
病院B | 39,600円 | 肺機能検査付き |
病院C | 41,800円 | 骨密度検査付き |
病院D | 62,700円 | 温泉宿に1泊する2日コース |
病院E | 132,400円 | 全身MRI/心臓・頭部MRA検査付き |
病院F | 16,500円 | 脳ドック(MRI・MRAのみ) |
病院G | 108,900円 | PET/CT検査と血液検査のみ |
表を見てもらうとわかりますが、一般的な健診コースで3~5万円前後、健診に大腸カメラなどが含まれていて1泊するコースで6万円程度です。
一般健診項目にMRIなどの専門的な検査が含まれた、10万円を超えるコースもあります。
他にも脳だけを検査する脳ドックや、一度に全身のガンをチェックできるPET/CT検査を行うピンポイントな人間ドックもあるようです。
地域によって相場はかなり変わると思いますが、なんとなく人間ドックの相場は把握できたでしょうか。
このように、人間ドックの料金は病院やコースによってまったく違います。自分の予算と、診てほしい範囲を考慮して病院やコースを選びましょう。
自治体によって人間ドック補助制度があるので活用しよう
人間ドックの大事さはわかっていても、やっぱり数万円の出費はきついですよね…。そんなときは、自治体に補助金制度がないか確認してみましょう。
人間ドックは任意健診のため基本的に100%自費ですが、自治体によっては人間ドックや脳ドックに補助金が出ます。
ちなみに僕の市では、国民健康保険加入者であれば15,000円の補助が出ます。35,600円の人間ドックなら、半額近く補助してもらえる計算です。
補助申請は、国保健診の案内と一緒に届く補助券を持って市役所や役場で手続きをすればOK。
この辺りの手続きも自治体によって違うと思うので、詳しくはHPで調べるか直接問い合わせてみてください。
ただし補助を受けるには、国民健康保険加入で未払いがないことや、年齢、補助上限などさまざまな条件があります。
補助申請を行う際は、必ずお住まいの自治体HPで確認してください。
人間ドックを受ける手順・流れ
人間ドックを受ける手順を、僕のケースを参考に紹介します。当然ながら病院によって順番や手順は異なるので、人間ドックを受ける病院の案内に従ってください。
- 病院に電話して人間ドックの予約をする
- 補助金を申請する人は自治体に申請する
- 問診表や検便・検尿容器が送られてくる
- 人間ドック前日の食事と準備
- 当日必要なものとお金を持って病院へ行く
- 人間ドックを受ける
- 健診結果を聞く
- お金を払う
細かい部分は違うかもしれませんが、大枠の手順はどこの病院でも変わらないと思います。
病院に電話して人間ドックの予約をする
まずは人間ドックを受けたい病院を探し、人間ドックの予約をしましょう。
とにかくすぐに電話してください。
というのも、病院によっては人間ドックは激混みです。人気の病院だと、下手したら半年以上先の予約になるケースも多々あります。
僕はとある病院で8か月後と言われました。
( ゚Д゚)「そんな先の予定わかるかあっ!」
と言いたいのをぐっと堪えてお断りしました。
病院によっては、電話ではなくネット予約できるところもあるそうです
補助金を申請する人は自治体に申請する
人間ドックを受ける日が決まったら、自治体の補助金申請もしておきましょう。申請前に、条件を確認するのも忘れないように。
- 補助金が出るかどうか
- 補助金条件をクリアしているか
- いつから申請できるか
僕の自治体は、人間ドック予定日の1か月前から申請を受け付けていました。
補助金申請は若干面倒ですが、人間ドックの費用が100%自己負担のフリーランスにとって非常にありがたい制度です。頑張って調べましょう。
問診表や検便・検尿容器が送られてくる
人間ドックの予定日が近づくと、病院から書類や検査容器が送られてきます。
- 人間ドックの案内
- 当日の注意点
- 問診票
- 検査同意書
- 検便容器
- 検尿容器
- その他書類
基本的に、前日~前々日までは書けるものやすることは無いので放っておいてOKです。
ただ僕の場合、ボールペンで記入する書類とえんぴつで記入するマークシートタイプの書類があったので前日に少し焦りました。
( ゚Д゚)(俺んちに鉛筆なんてねえよ!)
夜中に、慌ててコンビニまで走りました。
人間ドック前日の食事と準備について
人間ドック前日、もしくは前々日くらいになったら本格的に準備します。
検便は少し前から準備しておく
書類は前日や当日で間に合いますが、検便は潜血便検査と言って「2日分」採取しなくてはいけません。
毎日きちんと出荷(?)できる方は前日と当日でOKですが、そうでない方は少し早めに準備しておきましょう。
書ける問診票は書いておく
問診票は当日の体調を記入するものと、普段の生活習慣や持病について記入するものがあるので当日の体調以外は書いておくと楽です。
胃カメラ・バリウム検査の前日の食事について
胃カメラかバリウム検査がある場合は、前日の食事内容や採り方についても注意が必要です。病院からの案内に詳しく書いてあるので、指示に従ってください。
僕の場合、下記の指示がありました。
- 前日の夕食は消化の良いものを
- 夜21時以降は絶食
- 水とお茶は飲んでいい
つまり前日の21時から翌日昼間(人間ドック終了)まで絶食です。
普通の方はきついと思いますが、僕は普段から「朝食抜き、昼はサラダ、夜は20時頃にしっかり食べる」という、半断食みたいな生活をしているので楽勝です!
…
と、思っていたんですが、人間って不思議なもので『食べるな』と言われるとお腹が空くんですよ…。
ちなみに、僕のような食生活は健康に悪いです。今回人間ドックの数値にはっきり出ました。
当日必要なものとお金を持って病院へ行く
人間ドック当日になったら、少し早起きして必要なものをチェックします。
チェックが終わったら、人間ドックで支払うお金を持って病院へ向かいましょう。
クレジットカードが使える病院も多いので、クレジットカードで支払うつもりなら現金は不要です。
というか、余計なお金は持って行かないほうがいいと思います。
全ての病院がセキュリティ万全とは限らないので…(なんかみた)
人間ドックを受ける
大きな病院だと、通常の診察受付と人間ドック用の受付が別になっているケースがあるので、注意しましょう。
病院に付いたら人間ドックの受付に行き、書類を渡せばあとは職員さんや看護師さん、お医者さんが全部指示してくれます。
検査着に着替えたら、あとは指示に従って工場のベルトコンベヤーのように各検査場所へ流れていくだけです。
人間ドックにかかる時間は、コース次第ですが一般的なコースでだいたい半日です。
健診結果を聞く
検査が終わるとお医者さんから説明があります。
説明の内容は病院によって違いますが、設備の整った病院だと今日の健診内容がすぐ反映されるので、8割くらい検査結果を教えてくれます。
一方で病院によっては結果が出るのが1~2週間後になるため、超音波とかレントゲンといったすぐにわかる検査の結果しか教えてもらえません。
その場合は、後日自宅に届く検査結果を確認しましょう。
ちょっと不安な気持ちのまま過ごすことになります
お金を払う
最後に受付で料金を支払えば人間ドック終了です。
実際に人間ドックを受けてきました
今回人間ドックを受けてきたので、その時の様子をレビューします。
身長・体重・血圧測定
一番最初は身長・体重・血圧を測定しました。
体重や血圧はともかく、身長ってあまり測ることないですよね。ワクワクしながら測ったのですが、結果、身長は168.4cmでした。
( ゚Д゚)(1cmくらい低くなってる!)
調子の良いとき(?)は170cmあったんですが…ちょっとショック。
体重は57.8kg、BMIは20.5で適正体重範囲。
血圧の平均が上133、下89でほんのわずかに高め。
なんかちょっとずつ老化が進んでいるようで、悲しい結果となりました。
採血
今回オプションで腫瘍マーカーを選択したせいか、採血は3本でした。
余談ですが、O型って血液凝固因子がほかの血液型よりも3割も少なく血が止まりにくいというデータがあります。つまり、O型はケガや手術などで大出血すると死亡リスクが高いそうです。
その反面、脳卒中・心筋梗塞・エコノミークラス症候群といった、血栓による病気のリスクはやや低いので、一長一短ですね…。
僕もO型なんですが、確かに血が出るとなかなか止まりません。
なので全国の同じO型の皆さん、ケガには気をつけようね!
視力・眼圧・眼底・聴力検査
目や耳の検査は基本的に痛くない検査なので油断していたんですが、けっこうひどい目に遭いました。目だけに。
まずは目を開いて、フラッシュカメラで目の血管を撮影する眼底検査。これ、視界が真っ白になってけっこう辛い。
この検査を受けると、某天空の城に出てくる、「人がゴミのようだ」で有名な大佐の気分を味わえます。
( ゚Д゚)「目ガー目ガー!」
そんな辛い検査なのに、通常1回で済むところ失敗して3回撮られました。
( ゚Д゚)「目ガー目ガー!」
続いて、眼球に「プシュッ!」と空気を吹き付けて、網膜剥離や緑内障を調べる検査です。これも目を見開いたまま空気が当たるので、瞬間ドライアイになる割と辛い検査。
( ゚Д゚)「目ガー目ガー!」
視力と聴力は、もともと壊滅的に悪いのでお察しください。
超音波検査
お腹に超音波を当てて肝臓、胆のう、膵臓、腎臓などの異常を調べる検査です。
お腹にゼリーっぽいのを塗って機械を当てるだけの簡単な検査ですが、薄暗い部屋の中で行われるため、謎の緊張感があります。
しかもこの検査、何度も同じ場所を調べるのでかなり不安になります。
( ゚Д゚)(な、何か気になるもの見つかったん!?)
結局なにもなさそうでしたが、心臓に悪いので同じ場所を何度も往復するのはやめてほしいです。
心電図
体中に機械を取り付けて、心電図を測定する検査です。
もちろん痛くもかゆくもないのでリラックスして受けられます。
肺機能
息を大きく吸い込んで、一気に吐き切り肺活量を調べる検査です。
自分が想像していた以上に息を吸ったり吐いたりできなくて、あらためて年齢を実感しました。
胃カメラ・バリウム検査
人間ドック最大の難関、胃カメラorバリウム検査です。もちろん両方やるわけではなく、選択制になっています。
今回胃カメラの枠が開いていなかったため、バリウムを選択しました。
( ゚Д゚)(まあ、胃カメラは去年別の医者でやったしな)
僕のように過敏性腸症候群(IBS)、機能性ディスペプシア(FD)、デスクワークの職業病(ヘモ)といった消化器官の持病持ちにとって、胃カメラと大腸カメラは遠い親戚よりも頻繁に会うお友達のようなものです。
バリウム検査は、まず粉ジュースみたいな粉末(発泡剤)と、謎の液体を一緒に飲み干します。特にうまくもまずくもないです。
飲んだ瞬間、胃の中に昨晩出しっぱなしにしておいて微妙に炭酸が抜けたサイダーをぶち込まれたような膨張感を感じますが、絶対げっぷはしちゃだめです。
続いて固める前の石膏みたいな液体(バリウム)を渡されます。
これがかなり不味い。味も微妙ですが、それ以上に食感というかのどごしがものすごく不味い。
例えるなら、「健康に特化したヨーグルトの試作品失敗作」「何とか人間が飲めるよう工夫した石膏」です。
胃の膨張感と、素晴らしく不味い液体を飲まされたあと、謎の板の上に乗って体をくるくる回転したり、板が斜めになったりします。
バリウムを胃の中に行き渡らせるために行うんですがこれもしんどい。
もちろんこの間もげっぷは厳禁。
10分くらいの検査でしたが、とにかくつらい。
痛いとかではなく、「しんどさが長時間続く」感じです。
( ゚Д゚)(もういっそ〇して…)
と何度思ったかわかりません。
僕は胃カメラとバリウム、両方何度も経験していますが
( ゚Д゚)「胃カメラのほうが楽!」
と断言できます。
やったことがある方はわかると思いますが、確かに胃カメラは苦しいです。(医者の腕によります)
ですが、苦しいのは一瞬です。
一方、バリウムは楽そうなイメージがありますよね。
ですが、バリウムは発泡剤やバリウムを飲んだ瞬間から不快感と苦しさが押し寄せ、その苦しみが検査が終了するまで20分ほど続きます。
さらに、そのあとバリウムを出すために下剤を処方されるんですがそれも苦しい。僕のように胃腸が弱い人の場合、その後もしばらくお腹が張って痛いし苦しい。結局一日中苦しみます。
検査の精度も胃カメラのほうが高いですし、特別な事情がなければ胃カメラをおすすめします。
休憩&昼食
胃の検査が終わったら、診断結果が出るまで休憩&昼食です。
今回人間ドックを受けた病院では、病院内のレストランで好きなメニューが食べられる特典付き。
長時間の断食でカロリーを欲していた僕は、迷わずカツカレーを注文。
もう検査は終わりなので、何を食べても検査結果に影響することはありません。
※こういう考え方が健康を害します
健診結果を聞いてみた
今回予約した病院は、その日のうちにある程度診断結果が分かります。午後診察室に呼ばれたときは、血液検査などの結果はほぼ出ていました。
診断の結果は数値とA~Eのアルファベットで評価されます。(A~Fの病院もある)
アルファベットはAが問題なしで、Eが問題ありです。
A | 問題・異常なし! |
B | 軽度の異常ありだが治療の必要なしで経過観察 |
C | やや異常あり。治療は必要はないが、生活習慣の見直し等が必要 |
D | 異常あり |
D1 | 要治療 |
D2 | 要精密検査 |
E | 治療中 |
僕は複数の持病持ちでやや虚弱体質ですが、それでも過去の人間ドックではほとんどの項目でA~Bでした。
遺伝的にコレステロールが増えやすいので、LDLコレステロール値でたまに「C」判定が出るくらい。
なので、今回の健康診断結果も油断しきっていましたが…
まさかのD1( ゚Д゚)!(※要治療)
LDLコレステロール、つまり悪玉コレステロールの数値がかなり悪い。
かかりつけ医に紹介状を出されてしまいました…。
そのほかにも、ちょいちょいひっかかった項目が以下の通りです。
- 血圧→やや高め(生活習慣見直せ)
- 血糖値→わずかに高め(生活習慣見直せ)
- 腎臓→右腎嚢胞(これは問題なし)
( ゚Д゚)(微妙に辛い結果だ…)
唯一褒められたのが、平均よりも-14歳若いという結果が出た骨密度くらいです。
お支払いして帰宅
今回の人間ドックにかかった料金です。
基本料金42,900円に、ABIと腫瘍マーカー2種のオプション追加して47,580円でしたが、市からの補助金15,000円が引かれて最終的に32,580円でした。
時間は、朝7:45から始まって13:00に終了。
くどいようですが、あくまでも僕の場合です。
人間ドックを受けると、病気のほか意外な事実が判明することも?
人間ドックは、自覚症状のない生活習慣病やそのほかの病気を見つけるための健診ですが、そのほかにも意外な事実が判明する場合があります。
実は、去年受けた人間ドックでは奮発(+14,000円くらい)して人生初の胸部・腹部CTをオプションを付けたのですが、そのとき自分も知らなかったとんでもない事実が発覚しました。
以下がその時のお医者さんとの会話です。
お医者様『〇〇さん、過去に喉の手術した?』
( ゚Д゚)「へ?してませんけど…」
お医者様『え~…だとしたらこれは…』
(‘Д’)(え…なに!?なんか問題あったの!?)
お医者様『〇〇さん、甲状腺が片方ないんですよ』
( ゚Д゚)「どういうこと!?」
お医者様『いや、だから甲状腺が片方…』
( ゚Д゚)「それは聞こえました!無いってどういうことですか?」
お医者様『たまにいるんだよね。生まれつき甲状腺が片方ない人。』
( ゚Д゚)「え…それって問題ないんですか?」
お医者様『基本的には問題ない。だって〇〇さん何十年も問題なく生活できてるでしょ?』
( ゚Д゚)「確かにいいいい!」
ってことがありました。びっくりです。
もちろん厳密に言えば、甲状腺が片方ないことで何か問題と言うか不都合はあるのかもしれません。ただ、生まれつき無いと、何が正常で何が異常なのかもわかりません。
まあ、異常があったところで無いものはどうしようもないですし、差し当たって命に危険があるわけでもないので「そっか」で済ませました。
このように、人間ドックでしっかり調べてもらうと、自分の体のことがより分かります。例えば僕の場合、甲状腺のことだけではなく遺伝性の脂質異常があることも数値からわかりました。
今後、生活習慣を見直そうと思います。
人間ドックを定期的に受けていない方はもちろん、毎年人間ドックを受けている方も、たまにはワンランク上のコースにしたり、オプションを付けて人間ドックを受けてみてはいかがでしょうか。
このほかにも、フリーランスの方に役立つ(?)記事を多数執筆しています。有益だと言い切れる自信が無いので、暇な方だけ読んでみてください。