これまで、長野県にある8点の国宝のうち6点を巡って記事にしてきました。
- 善光寺本堂(長野市)
- 仁科神明宮(大町市)
- 安楽寺八角三重塔(上田市)
- 大法寺三重塔(青木村)
- 松本城(松本市)
- 旧開智学校校舎(松本市)
- 土偶「縄文のビーナス」(茅野市)
- 土偶「仮面の女神」(茅野市)
※正確には10点ですが、2点は常時展示されていないので除外
そして、今回紹介する土偶「縄文のビーナス」「仮面の女神」の2つで国宝巡りは最後となります。
さて、2026年現時点で日本には1,149点の国宝がありますが、その中で土偶の国宝はわずか5点です。

そのうち2点「縄文のビーナス」と「仮面の女神」が、長野県茅野市の「尖石縄文考古館」に展示されています。
というわけで、今回は長野県の土偶好きの聖地、尖石縄文考古館を取材してきました!
国宝2体の写真と魅力をお伝えするのはもちろん、「尖石縄文考古館は国宝土偶だけじゃないんだぜ!」という点についてもしっかりと、膨大な文字数とたくさんの画像でお届けします!

今回も気合い入れて書いたので長いよ!なので、時間のある時にのんびり読んでください。
尖石縄文考古館は国宝だけじゃない!見て体験して遊べる博物館!

尖石(とがりいし)縄文考古館のある八ヶ岳山麓・霧ヶ峰山麓周辺では、「尖石遺跡」をはじめ約4,000~5,000年前の縄文時代中期頃の遺跡が集落のあとが多数見つかっています。
尖石縄文考古館は、そんな八ヶ岳山麓・霧ヶ峰山麓周辺で見つかった縄文時代の土偶や土器を展示している博物館です。

中でも尖石遺跡は当時このエリアの中では最大規模の集落だったと考えられていて、その歴史的価値の高さから隣の与助尾根遺跡と併せて国の「特別史跡」に指定されています。
ぶっちゃけ、尖石縄文考古館は展示品の99%が土偶と土器です。
これだけ聞くとちょっと面白くなさそうですが…ところがどっこい!
尖石縄文考古館は、ただ展示物を観るだけの退屈な博物館じゃありません。

- 縄文人のコスプレコーナー
- 土器や土偶製作体験コーナー(要予約)
- 火起こし・木の実割り・石器研ぎ体験
- 散財確定の売店・ガチャコーナー
縄文時代にあまり興味がない人でも、巡っているうちに縄文時代や土偶好きに洗脳される楽しめるコーナーやイベントが盛りだくさんです。
僕もそこまで熱狂的に好きなわけじゃなかったんですが、気が付いたら目当ての土偶フィギュアを狙ってガチャを回し、売店でアクリルスタンドを買っていました。

帰る頃にはすっかり土偶にハマってた。尖石縄文考古館、おそるべし。
国宝:縄文のビーナスと仮面の女神とは

参考写真:国宝土偶2体
尖石縄文考古館の目玉は、当然国宝の「縄文のビーナス」「仮面の女神」です。
この2体について事前に知っておくと、より尖石縄文考古館が楽しめるので解説します。
できるだけ分かりやすく解説するので、歴史が苦手な人もとりあえず飛ばさずに読んでほしい。(笑)

参考写真:遮光器土偶
土偶とは、もともと安産や健康を願うお守りとして、また祈祷に使用する祭器として14,000年前~2,300年前の縄文時代に作られた人形です。
作り方はシンプルで、土や粘土で形を作り火の中に放り込んで焼いたら完成!
つまり素焼きで、現代だと植木鉢の作り方に近いです。
最初は形を整えて焼いただけのシンプルな物でしたが、時代が進むに従って凝った模様や装飾を施したものや、特殊な形状のものも出てきました。

時代はもちろん、地域によっても形やデザインが違うため、一言で土偶と言っても本当に種類は多いです。
だいたい人を、中でも女性を模したものが多いですが、中には人かどうかも怪しい形状の土偶もあります。

特殊形状土偶の代表格「板状土偶(ばんじょうどぐう)」さんの参考写真
そんな土偶、現在までに約2万体見つかっていますが、その中で国宝に選ばれているのはわずか5体のみ。
そのうちの2体が、尖石縄文考古館で展示されている「縄文のビーナス」と「仮面の女神」です。

残りの3体は、「合掌土偶」が青森県、「縄文の女神」が山形県、「中空土偶(通称カックウ)」が北海道函館市にあります。
縄文のビーナスは日本で最初に国宝になった土偶

縄文のビーナスは、茅野市棚畑遺跡より出土した高さ27cm・重さ2.1㎏の「ハート型の顔とハート型のお尻が特徴の土偶」です。
作られたのは約5,000年前の縄文時代中期頃で、安産祈願や子孫繁栄の願いを込め、妊娠した女性を象ったと言われています。
この土偶のすごい所は主に3点。
- 圧倒的な曲線による造形美
- 破損がなくほぼ完全な状態で見つかった
- 非常に丁寧に作られた希少性

その美しい曲線美、粘土に練り込まれた金色の雲母、徹底的に磨き上げられた表面…その美しさはまさにビーナスの名にふさわしい。
…と、マニアの方が言ってました。(笑)
この縄文のビーナス、当時としては最高水準の技術力で、しかも非常に丁寧に製作されています。
しかもこの縄文のビーナス、土偶としては珍しく「ほぼ完璧な状態」で見つかりました。
というのも、土偶はまじないの道具なので、病気やけがをした部分の身代わりや、壊して土偶の中にいる精霊を天に帰すといった意味合いから、意図的に一部や全体を破壊された状態で見つかることがほとんどです。
そんな中、縄文のビーナスは壊されることなく丁寧に埋められていたことから、土偶の中でも特に大事な儀式やまじない用に作られたのではないかと考えられています。

現在日本で国宝に指定されてる土偶5体のうち、縄文のビーナスは一番最初に国宝指定された土偶です。
仮面の女神は1,000年の技術革新を感じさせるアート作品

仮面の女神は、茅野市中ッ原遺跡より出土した高さ34cm、重さ2.7㎏で、その名の通り「逆三角形の仮面を被った土偶」です。
作られたのは約4,000年前の縄文時代後期とされています。
さきほどの縄文のビーナスよりも1,000年も後に作られただけあり、製作方法もハイテク技術の塊です。
この仮面の女神は中が空洞になっている「中空土偶」と呼ばれる種類の土偶なのですが、実は中空土偶って現代でも割らずに焼き上げるのが非常に難しい製法です。
当時、知識と技術が不足しているのはもちろん、ほぼ野焼きというか焚火みたいな設備(設備とすら呼べないですが)で、これほど大型の空洞の焼き物を作るのはほぼ奇跡に近いと思います。

また、シンプルな縄文のビーナスに対し、仮面の女神は仮面をかぶせ、全身に模様が彫り込まれた非常にデザイン性の高い姿です。
- 縄文のビーナスはナチュラルメイクの女性
- 仮面の女神はメイクと装飾でばっちり決めたギャル
こんな感じだと思ってもらえば。(笑)
…怒られそうなのでこの辺にしておきます。

縄文のビーナスと違い、こちらは足が意図的に壊された状態で、墓と思われる場所から見つかりました。

国宝指定は2014年、5体の土偶の5番目です。
尖石縄文考古館の基本情報(入館料・営業時間・定休日など)
尖石縄文考古館の入館料は大人600円で、券売機でチケットを買うので現金を忘れないように。
休館日は月曜日で、月曜日が祝日の場合は営業してその翌日火曜日休みです。
マジで休館日には注意してください!

というのも、尖石縄文考古館は周りに遺跡しかない山の中です。
ここまでわざわざ来て休館日だった場合、熊や猪といった野生生物に怯えながら遺跡で遊ぶか、三井の森蓼科ゴルフクラブでゴルフをするしかありません。
※飛び込みでゴルフはプレイできません
もし休館日に来ちゃったら、近くに東山魁夷の代表作「緑響く」のモチーフとなった御射鹿池か、山の方へ行って白樺リゾート池の平ファミリーランドで遊んでもいいかも。
尖石縄文考古館見学にかかる時間は、ただぐるっと回るだけなら1時間程度です。

ただ、僕のようにコスプレしたり、体験コーナーで遊んだり、売店でガチャ回してじっくりお土産を吟味してたらたぶん2時間くらい遊べます。
撮影に関しては、基本的に尖石縄文考古館は国宝の土偶を含めて館内撮影OKなんですが、一部撮影禁止コーナーがあるので注意。
ちなみに、撮影禁止コーナーはかなりわかりにくいので後できちんと説明しますね。
ペットの入館に関しては残念ながら不可。
愛犬を連れている方は周辺で遊びましょう。

なお、尖石縄文考古館の近くには「尖石(とがりいし)」という縄文人が石器を研いだとされる尖った石があり、遺跡やこの施設の名前の由来になっています。
尖石縄文考古館へのアクセス・駐車場情報
尖石縄文考古館があるのは長野県茅野市です。
いわゆる「山の中」ですが、茅野市街地からそこまで離れていないので車があればアクセスはかなり良いと思います。
車で来る場合は諏訪ICで降りて、そこから車で20分~30分もあれば到着するはず。
なお、県外の人には茅野市はちょっとマイナーでピンと来ない聞き馴染みのない市かもしれないので一応説明しておきますが、諏訪湖や諏訪大社のある諏訪市のお隣です。
市の名前より「蓼科高原」「八ヶ岳」「白樺湖」「ビーナスライン」といった観光地の名前の方が有名。

尖石縄文考古館は、まさに蓼科高原の麓にあります。
建物の目の前に駐車場がありますが、もし満車の場合はすぐ近くにも広い駐車場があるので大丈夫です。
ちなみに、尖石縄文考古館はワンちゃんの入館は不可なんですが、尖石縄文考古館周辺自体は愛犬と遊んだり泊まったりできるスポットが豊富です。
例えば、愛犬も入館できる日本一標高の高い場所にある水族館「蓼科アミューズメント水族館」とか、蓼科湖や白樺湖周辺で一緒にお散歩なんてのも最高だと思います。
さらに、「ゆとりろ蓼科ホテルwithDOGS」「わんわんパラダイス蓼科」といった、愛犬と一緒に泊まれるホテルやコテージも豊富です。
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軽井沢並みとまでは言いませんが、ワンちゃん連れにかなり優しいエリア(個人的意見です)だと思います。
【見学時の注意点】撮影禁止エリアが分かりにくいので注意!
尖石縄文考古館は基本的に館内撮影OKですが、一部のエリアは撮影禁止となっています。
展示イベントによって撮影禁止エリアは変わると思いますが、常時撮影禁止になっているのが「常設展示室B」にある上記のレプリカ土偶3体の展示コーナーです。
常設展示室Bには国宝である縄文のビーナスと仮面の女神のほか、別の県に保管されている国宝2体と重要文化財1体の3つの土偶の「レプリカ(複製品)」が展示されています。

撮影できないので絵で失礼します
- 板状土偶(青森県 縄文時遊館所有)
- 中空土偶(北海道 函館市縄文文化交流センター所有)
- 合掌土偶(青森県 堤川縄文館所有)
縄文のビーナスと仮面の女神は撮影可能ですが、レプリカ3体は製作した人や、本物を管理している青森県・北海道の博物館側に著作権があるため撮影ができません。
この3体のレプリカ、非常に精巧で本物そっくりに作っているので、自由に撮影できてしまうといろいろ問題が起こります。
例えば、

『尖石縄文考古館で国宝土偶5体見てきました♡』
なんて写真付きでSNSにあげられた日にゃ…本物を所有している博物館側が
( ゚Д゚)「えっ!?(うちにあるのに!?)」
ってなりますからね。
というわけでレプリカは撮影禁止です。
ところが問題はここから。
この撮影禁止コーナー、実はめっちゃくわかりにくいです。
撮影禁止エリアのある常設展示室Bは、同じ室内に撮影可能な縄文のビーナスと仮面の女神があるので、つい夢中になって撮影してたらうっかり禁止コーナーも撮影しちゃった、となりがち。

そもそも撮影禁止と厳しく言っている割に、撮影禁止マークがめっちゃ小さくてわかりにくい!

写真が撮影できないので絵で再現しますが、こんな感じで撮影禁止マークが小さく貼ってあるだけです。
さらに土偶の周りには各土偶の作品名や説明が書かれた札もあろ、撮影禁止マークが本当に見づらいしわかりにくい!
撮影禁止させる気があるのか!?
この記事を見て『レプリカは撮影禁止だから気をつけなきゃな-』と事前に知っておかないと、絶対撮影しちゃうと思います。

というわけで、尖石縄文考古館に行ったらレプリカに注意しましょう。
レプリカの土偶たちも本当にかわいいので、実際の写真で紹介したかったのですが…ダメなものはダメ。
というわけで問題のない画像をお借りしてきました。

参考写真:合掌土偶
中でも合掌土偶のかわいらしさと言ったらもう…。
と、熱く語りたいところですが、今回の主役は縄文のビーナスと仮面の女神なのでこの辺にしておきます。
というわけで、合掌土偶・中空土偶・板状土偶の姿(レプリカ)を見たい方は、直接尖石縄文考古館にお越し下さい。
本当に土偶が好きな人は、レプリカじゃなくて本物を見に青森や北海道に行ってもいいのよ?

…僕?行くわけねえだろ。(仕事なら行く)
尖石縄文考古館散策!中は意外と広くて楽しいぞ!

さて…ようやく館内の紹介に移ります。
毎記事のことですが、長々お付き合い下さりありがとうございました。
ここからも長いのでよろしくお願いします。

尖石縄文考古館のロビーです。
写真には写っていませんが、右側に喫茶(カフェ)とHIROさんイチオシのミュージアムショップ(売店)があるので帰りに必ず寄って行ってください。

券売機でチケットを買って窓口に提示します。
なお、一般チケットのほか「尖石縄文考古館」「八ヶ岳総合博物館」「神長官守矢史料館」3館の入館チケットがセットになった周遊チケットがあるそうです。
通常、3館合計で1,200円ですが、周遊チケットなら950円とお得。
ほかの2つの博物館はちょっと遠いので3館回るのは少し大変な気もしますが…回るつもりの方は絶対お得なので周遊チケットを購入しましょう。

尖石縄文考古館は、主に6つの展示室に分かれています。
- 右手側に「常設展示室A」
- 常設展示室A横に「常設展示室B」
- 中央奥に「常設展示室C」
- 常設展示室Cの奥に「常設展示室D」
- 常設展示室Dの奥に「体験コーナー」
- 左側に「特別展示室」
思ったより広い…。
順路通りA~Dから体験コーナーを巡り、体験コーナーの帰りに特別展示室を見て戻ってくるのがスムーズだと思いますが、当然好きな順番で回ってOKです。
常設展示室A:県宝だらけの土器コーナー

常設展示室Aは、さまざまな土器が展示されています。

こちらは、県宝「蛇体把手付深鉢形土器(じゃたいとってつきふかばちがたどき)」。
この博物館を出たら、二度と名前を思い出せないと思います。
尖石縄文考古館は国宝土偶が注目されがちですが、このように貴重な県宝クラスの土器もそこらじゅうにゴロゴロ…展示されています。
普通は県宝だって1~2個あれば十分観光スポットになるレベルですよ。

そんな県宝がゴロゴロしているすごい場所ですが、逆に多すぎてありがたみが薄…ゲフンゲフン。
常設展示室B:2体の国宝土偶はここ!撮影禁止エリアもあるので注意

常設展示室Bには、国宝・縄文のビーナスと仮面の女神2体が展示されています。
( ゚Д゚)「え、もう!?」
と、つい声に出てしまうほどさらっと展示されています。
順路で言えばまだ2つ目の部屋だぜ…。
なんか…もっと奥の部屋でRPGのラスボスみたいに大々的かつ神々しい感じで展示されていると思った。

それはさておき、まずは縄文のビーナス。

ケースはあるものの、特に囲いなどはされていません。
ぜひ間近で見て、美しい曲線美や造形美、質感を堪能してください。

続いて、仮面の女神。

縄文のビーナスは素朴な感じで人間っぽさがありましたが、仮面の女神はロボットというか、ゲームの敵キャラみたいなデザインです。

スタイルは完全にドム。
この2体に関してはさっき超長々と解説したのでさらっと行きましょう。
動画も撮ってきましたので、動画でも国宝土偶のロマンをお楽しみください。
僕とカメラが映ってしまっていますが…どうしようもないのでご容赦ください。
常設展示室C:一番大きな土器コーナー

常設展示室Cは尖石縄文考古館で一番大きい展示コーナーで、さまざまな土器が並べられています。

常設展示室Aにも貴重な土器がたくさんありましたが、展示室Cはその数倍の規模で県宝クラスの土器が展示されています。
一つ一つ説明しているとこの記事が歴史小説並みの長さになってしまうので割愛します。

すでに短編小説並みの長さはあるけどな。

土器が好きな人にとって、パラダイスのような場所です。
ええ、好きな人にとっては。
…
好きな人にとってはね?

僕にはどれも同じにしか見えねえ…

こちらは石です。
まごうことなき単なる石です。
単なる石に見えなかったとしたら、それはあなたの心が汚れているからです。

僕には単なる石にしか見えません。
常設展示室の様子も動画でどうぞ!
常設展示室D:コスプレしたり、縄文時代の体験をしたり

常設展示室Cの奥には、縄文人のコスプレが楽しめる常設展示室Dと、縄文時代の暮らしが体験できる体験コーナーがあります。

まずはコスプレコーナーです。
ちなみに、僕はこういうのは積極的に楽しむタイプです。
というわけで実際に着てみました。
周りに人がいたけど、恥ずかしさなんて微塵も感じないぜ!

【悲報】HIROさん、縄文人っぽく見えない。

自分で言うのもなんだけど、シュッとしすぎてんだよな。
やっぱこういうのはがっちりとした野性味あふれる方に着てもらわないと…
ちなみに、信濃町にある「野尻湖ナウマンゾウ博物館」でも同じようなコスプレが体験できます。
ナウマンゾウや化石に興味のある方は、こちらもぜひ行ってみてください。


コスプレコーナー沿いの通路では、縄文時代愛好家(?)たちが作った土偶や土器が展示されています。

中にはプロ顔負けの作品も。
…プロが誰を指すのか知りませんけど。

順路に戻って、コスプレコーナーの奥に進むと、縄文人の暮らしを体験できる体験コーナーがあります。
普通、博物館の体験コーナーって1~2個程度なんですけど、尖石縄文考古館はめっちゃいろいろな体験が可能です。
- 火起こし
- 土器の模様付け
- アンギン編み(もじり編みした布製品)
- 石器研ぎ
- 木の実割り
- 縄文時代パズル
- 土鈴・土器・土偶製作
- 塗り絵コーナー

これは火起こし体験です。
火起こし体験とか言いながら、実はどんなに頑張っても実際に火は起きない安全設計になっています。
一応安全設計の限界を超えようと全力で回しましたが、腕の疲労と焦げた臭いだけが残りました。

こちらは石器研ぎ体験。
こちらも安全設計で、研いでも研いでも切れ味は良くなりません。
モンハンの武器だったらプレイヤーがキレていると思います。
( ゚Д゚)「ゴミ武器があああ!」

続いて木の実割り体験。
「どんぐり」と「えごま(荏胡麻)」が置いてあり、自由に割ったり潰したりして遊べます。
動画を撮ってきたので、楽しいかどうかは動画を観て感じてください。
動画を見直してて思ったんですが…
僕、殻も中身も潰してますね。(笑)
どうでもいい情報なんですが、HIROさんはこの石と石が擦れあう音が苦手です。

本当にどうでもいい情報でした。

体験コーナーの一番奥には、土鈴(どれい)や土器、土偶作りを体験できるコーナーがあります。
土鈴作りは空きがあれば当日でも体験可能みたいです。
【土鈴作り体験時間】
- 10:00~11:00
- 11:00~12:00
- 13:00~14:00
- 14:00~15:00
所要時間は約1時間、定員は2名で材料費(粘土代)として160円かかります。
出来上がった土鈴はそのまま持って帰れるそうです。
乾燥させて飾っても良し、窯(家にあれば)で焼き上げて完成させても良し。

尖石縄文考古館では焼いてもらえません。

【土器・土偶作り体験時間】
| メニュー | 体験時間 | 受付時間 |
| 土器 | 2時間 | 9:00~10:00/13:00~14:00 |
| 土偶(縄文のビーナス) | 3時間 | 9:00~ 13:00~ |
| 土偶(仮面の女神) | 3時間 | 9:00~ |
土器や土偶作りは予約制で、3日前までの予約が必要です。
所要時間は土器が2時間、土偶が3時間で、材料費として作品1kgあたり320円の粘土代がかかります。
つまり、大きなものを作ろうとすればその分高くなります。
こちらも尖石縄文考古館では焼いてもらえません。
完全に完成させたい場合は自宅の窯で…(以下略)

最後に、土偶塗り絵コーナーで塗り絵を楽しんでいきます。
完成した絵は近くのホワイトボードに貼っていってOKだそうです。
もちろんHIROさんも頑張って塗って、貼っておきました。

うん、かわいい。

センスの良さが溢れて困っちまうな。
ふと、ほかの人の作品を見てたんですが…

…
( ゚Д゚)(ガチの人がいる…)
なお、決してセンスと技術が劣っているとは思いませんが、先ほどのHIROさんの絵とこの絵を比較してはいけません。
特別展示室:玄人好みの土器展示室だよ

最後は、特別展示室です。
何が特別なのかわかりませんが特別らしいです。

特別な土器がたくさん置いてあります。

…
…
( ゚Д゚)(正直もう土器はお腹いっぱいなんだよな…)
とか思ってはいけません。
確かに常設展示室AとCでさんざん見たけども!
素人には全部同じ「土器」にしか見えないけども!
県宝もないけども!
きっと、見る人が見れば唸る逸品ばかりなんだと思います。
喫茶とミュージアムショップ(売店)で散財して帰ろう!

一通り見終わったら、最後に喫茶とミュージアムショップ(売店)に寄っていきましょう。
喫茶とミュージアムショップは入口(もしくは出口)の横にあります。

喫茶では、コーヒーや紅茶のほかケーキやおやきもいただけます。
静かで落ち着いた空間で、外を見れば「与助尾根遺跡(よすけおねいせき)」。
与助尾根遺跡には復元された縄文時代の竪穴住居があり、喫茶からは縄文時代の竪穴住居を見ながらくつろげます。
遺跡や竪穴住居見ながらコーヒー飲める喫茶なんて、全国探してもここくらいじゃないでしょうか。

と思ってChatGPTちゃんに聞いたところ、全国で数か所あるみたいです。あるんかーい

ミュージアムショップには、ここでしか買えない、HIROさんをドキドキワクワクさせるオリジナルグッズがたくさん売られていました。

イチオシというかかわいいと思ったのがこれ、土偶型箸置き。
縄文のビーナスと仮面の女神の2種類があり、しかも色が選べます。
箸置きとして使うのはもちろん、インテリアとしてもかわいい。
もし万が一落として割れてしまっても、むしろ土偶っぽくてOK!
※ダメです。

もう一つ気になったのがこれ、土偶Tシャツです。
パッと見どうなのよと思うかもしれませんが、尖石縄文考古館を回ってきて土偶や土器に洗脳された後だと不思議とかわいく見えてきます。
サイズやカラーバリエーションも豊富なのでぜひお土産にどうぞ。

と、さんざん勧めておいてアレですが、自分はアクリルスタンドを買いました。
…かわいい。

ミュージアムショップの横にあるガチャガチャも忘れてはいけない。
尖石縄文考古館を回ってきて土偶や土器に洗脳された後だと、不思議と回したくなります。
ちなみに、小銭がない場合は喫茶で両替をお願いしましょう。
【国宝土偶シリーズ:全5種類】
- 縄文のビーナス
- 仮面の女神
- 縄文の女神
- 中空土偶
- 合掌土偶
国宝土偶シリーズは、今回紹介した縄文のビーナスと仮面の女神を含む現在国宝指定されている5種類の土偶がラインナップ!
もちろん縄文のビーナスと仮面の女神が出るまで回すつもりでした。

と思っていたら、2回で両方出た。
超・神引き!(笑)
この勢いのまま、横にあったガチャ「埴輪と土偶+土器&青銅器」も回しました。
【埴輪と土偶+土器&青銅器:全12種類】
- 銅鐸
- 三角縁神獣鏡
- 踊る埴輪(男性)
- 踊る埴輪(女性)
- 火焔型土器
- 弥生式土器
- 遮光器土偶
- 馬埴輪
- 武人埴輪
- ハート型土偶
- ヴィーナス土偶
- みみずく土偶
お目当ては、「遮光器土偶」か「みみずく土偶」!
もう一度…神引きよ来い!
こいこいこい!

…
銅鐸が2連続で出て心が折れたので止めました。
まとめ:尖石縄文考古館に行けば、きっと縄文時代が好きになるはず!

今回は、国宝土偶が2体展示されている茅野市の尖石縄文考古館を紹介しました。
僕も決して超土偶好きというわけではなかったんですが…気が付くとお土産を買ったりガチャをぶん回すほど土偶好きになっていました。
それほど実物の国宝には力というか魅力がありましたし、なにより尖石縄文考古館側の「楽しく見てもらおう」という熱意が伝わる誰でも楽しめる博物館です。
尖石縄文考古館のある蓼科エリアは、博物館もグルメも自然も楽しめるスポットなので、ぜひ尖石縄文考古館と一緒にいろいろ回ってみてください。

冒頭でもお話ししましたが、現在長野県にはいつでも見られる国宝が8つ、そうでないのが2つあります。
以下の記事で長野県の国宝10個についてサクッと解説しているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

茅野市宿泊情報
茅野市で宿泊するなら、茅野市街地にいくつかあるビジネスホテルやお手頃なホテルも良いと思うんですが…個人的には蓼科エリアを推したい。
蓼科はいわゆる高原リゾートで、落ち着いた雰囲気の老舗旅館やホテルが多く、まさに大人のためのエリアです。
中でも予算に余裕があれば、ぜひ蓼科を代表する高級旅館「たてしな藍」さんに泊まってほしい。
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一方で、お子さんがいたり若い人にはたてしな藍さんはちょっと大人すぎるというか退屈かな…とも思うので、その場合は「蓼科グランドホテル滝の湯」がおすすめ。
蓼科グランドホテル滝の湯は、大小さまざまな温泉と豪華なバイキングなどが楽しめる大型アミューズメントホテルです。

