長野県長野市にある善光寺表参道は、長野駅から善光寺本堂へ向かう道を指します。
表参道には個性的なお店がたくさん並んでいるので、いろいろなお店をゆっくり回りながら善光寺を目指すのもおすすめです。
その際の参考になるよう、今回は善光寺表参道の風景やお店を紹介します。
長野市や善光寺を思いきり楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。
なお、善光寺表参道は長野駅から善光寺までとなっていますが、今回は表参道の途中にある複合施設「TOiGO広場」からスタートし、善光寺仁王門までのお店を紹介します。
長野駅からTOiGO広場までは主に飲食店がメインなので、観光と言うより出張者向けになってしまうので…。
あと、善光寺仁王門から本堂までの「仲見世通り」は別記事で紹介します。
なお、今回はお店が多いのでいつもの冗談は少なめで、まじめに紹介していきます。
長野県長野市 善光寺表参道とは
長野県長野市の善光寺表参道とは、長野駅善光寺口から旧北国街道~中央通りを通って善光寺本堂に行くまでの約1.8kmの道です。
善光寺表参道には、店舗・飲食店・会社のオフィスなど様々な施設があり、毎日地元の人や観光客で賑わっています。
1.8kmは結構長いので、ひょっとしたら車やタクシーで通り過ぎてしまう方もいるかもしれません。
ですが、時間と体力に余裕があれば自分の足で歩いて、あちこちのお店を見て回りながらゆっくり善光寺参りをするのも善光寺の楽しみ方です。
善光寺表参道の基本情報・アクセス
住所 | 〒381-0841 長野県長野市長野 |
電話番号 | 店舗ごとに異なる |
営業時間 | 店舗ごとに異なる |
定休日 | 店舗ごとに異なる |
所要時間 | 60分~180分 |
先述した通り、善光寺表参道は長野駅から善光寺までの道を指しますが、いまいちピンとこない方のために僕が地図を書きました。
わかりやすい…ですよね?
長野駅を出て、「末広町」と言う信号を1回曲がればあとはひたすらまっすぐです。
表参道の所要時間は、通り抜けるだけなら1時間程度ですが、あちこちお店見て回ったり食事を楽しんだりすればおそらく何時間もかかります。
それくらい楽しいエリアです。
善光寺表参道を楽しむためのポイント
- 善光寺参拝に行くなら時間配分に注意
- 入りづらそうなお店も思い切って入ってみる
善光寺表参道を楽しむ場合は、時間配分に注意しましょう。
おそらく善光寺表参道を歩く人は、最終目的地が善光寺のはず。ところが善光寺の敷地は広大で、見るべき場所も多いため参拝に時間がかかります。
善光寺表参道でゆっくりしすぎると肝心の善光寺参拝が短時間の強行軍となってしまうため、時間はしっかり計算しておきましょう。
また歴史ある表参道には、いわゆる老舗っぽい雰囲気で入りづらいお店も多いです。
ただ、「一見さんお断り」なんて店はありませんので、思い切って入ってみてください。
善光寺表参道の中でも、飲食店の多い「大門町」周辺は特に賑わっています。
善光寺へ向かう前に食事を済ませたい方は、大門町公式サイトで各お店をチェックしてみてください。
善光寺表参道を散策
では、TOiGO広場からスタートします。
ちなみにTOiGO広場は、テレビ局や飲食店、献血ルームなどが入った複合施設です。
もともと老舗の本屋さんだった「朝陽館(ちょうようかん)荻原書店」。
現在はリニューアルして本屋のほか、カフェや雑貨も扱う複合ショップ「皎天舎(こうてんしゃ)」となっています。
つまり、「コーヒーが飲めて雑貨も買える楽しい本屋さん」です。
ウイスキーやワインを取り扱う「丸本洋酒店」さん。
個人的にはウイスキーの品ぞろえがめちゃくちゃマニアックだと思います。
おいしいウイスキー、珍しいウイスキーと出会うならここ!
創業約120年の老舗お茶屋さん「長喜園」さん。
店内では、自慢のお茶を使った「ばばろあ」「チーズケーキ」「抹茶ソフトクリーム」「ほうじ茶ソフトクリーム」を販売しています。
善光寺はまだまだ先なので、ここで休憩するのもいいですね。
普段は公園として、休日や連休にはイベント広場として利用されている「セントラルスクエア」。
この日は牡蛎小屋を開催中でした。
牡蛎好きなんですが、昔当たってからなんとなく食べにくくなりました…(笑)
セントラルスクエア横にあるタイ料理専門店、「クルア パートーン」さん。
最高においしいメロンパンを提供してくれる「アルテリアベーカリー」さん。
アルテリアベーカリーと言えばメロンパンなのですが、実はメロンパン以外もおいしい。
メロンパンを頼んだら、必ずホイップを挟んでもらってください。絶品です。
( ゚Д゚)(血糖値?カロリー?ナニソレ)
途中にある「権堂アーケード」。長野で大人の夜を楽しむと言ったらここです。
昔ほどの活気は無くなってしまいましたが、それでも現在もさまざまな飲食店や夜系のお店が長野の夜を彩っています。
落語や寄席が開かれる「北野文芸座」さん。
残念ながらここへ行くほどの教養が無い…
古民家をリノベーションした創作レストラン「HAKKO MONZEN」さん。
その名の通り、「発酵」にこだわった料理が楽しめるお店です。
料理はもちろん、ドリンクやデザートも発酵尽くし。
品質管理された豆で丁寧に淹れるスペシャルティコーヒーが手軽に楽しめる、「Foret coffee(フォレットコーヒー)」さん。
おいしいコーヒーを飲みたいこだわり派の方はぜひ。
一見ソフトクリーム屋さんにしか見えない、「Bliss fastfood&cafe」さん。
もちろんソフトクリームも売っていますが、実はここ、ハンバーガーがおいしいそうです。
おしゃれすぎて入ったことない…
お香のお店、「青木商店」さん。
店先でいつも香が焚かれていて、通るといい香りがします。
店内には様々なお香が売っていて、気になった香りは実際に焚いてもらえます。
ぜひお気に入りの香りを探してみてください。
「長野信用金庫(しんきん)」さん付近の風景です。
この辺りまで来ると、視力があまり良くない人でもそろそろ善光寺が見えてきます。
甘くておいしい「和豚もち豚」を使ったとんかつを提供してくれる、とんかつ専門店「からり」さん。僕も何度か行きました。
お値段は若干ごにょごにょ…ですが、それ以上に満足できるおいしさです。
「いつもよりちょっとぜいたくな」…よりも、もうワンランク上のとんかつを食べたいときはぜひ。
おやきの名店、「小川の庄」さんです。
小川の庄さんは、長野市のお隣小川村で「おやき村」を運営しています。昔訪れたことがあるのですが、本物の囲炉裏で焼くおやきはサクサクでめちゃくちゃおいしかったのを覚えています。
以下がその時の写真です。
善光寺表参道のお店でも囲炉裏で焼いてくれますが、小川村の囲炉裏は迫力が段違いです。
表参道の小川の庄でおやきに感動したら、ぜひ次は小川村まで足を運んでみてください。
ただし、おやき村までの道はすげえ道(何がすごいのかは行ってみてのお楽しみ)なので、冬は行かないほうがいいかも。
大門町にある複合施設「ぱてぃお大門」。
休憩ができるカフェから和食・フレンチ・ラーメンのお店まで、さまざまな飲食店が入っています。
この先、しっかりとした事ができる飲食店は少なくなるので、お昼はここで済ませていくといいかもしれません。
パティオ大門内の様子。
この日はちょっと落ち葉が多かったんですが、普段はもっと美しい風景が広がっています。
オープンテラスのあるおしゃれなレストランもあります。
ぱてぃお大門付近の交差点。
もう善光寺は目の前です。
おやきをはじめ、郷土料理や季節の野菜を使った総菜を販売している「さんやそう」さん。
善光寺表参道でも特に人気の高いお店の一つです。
観光客だけではなく、地元の人も訪れています。
フレンチレストラン「楽茶れんが館」さん。
単品の食事はややお高め、フレンチコースでもう少しお高めの価格設定なので、ちょっと贅沢したいときのランチにおすすめ。
長野市で有名なパティスリー「HEIGORO(平五郎)」さん。
カフェ利用も可能です。
江戸時代から続く老舗の栗菓子専門店「栗庵 風味堂」さん。
長野市のお隣、小布施町に本店があります。
こちらも小布施町に本店を置く明治26年創業の「竹風堂」さん。
風味堂さんと並ぶ栗の名店で、栗のお菓子を買うなら風味堂さんか竹風堂さんで買えば間違いありません。
大正ロマンを感じさせるクラシカルな建物が特徴の「THE FUJIYA GOHONJIN(ザ フジヤ ゴホンジン)」さん。
イタリアンのランチ・ディナーが楽しめるお店です。
ちょっと…いや、かなり贅沢したいときにおすすめ。
天然石・パワーストーンを扱う「玉屋」さん。
僕の知る限り、長野市の天然石を扱うお店では一番広い店舗です。
お子さんや女性を中心にいつも賑わっています。
善光寺表参道と言えば、七味唐辛子専門店「八幡屋磯五郎」さん。
通常の七味のほか、柚子やガラムマサラを加えたオリジナル配合の七味も販売しています。
また、奥のコーナーでは各種スパイスを自分で好きなように配合して「オリジナル七味」を作ることもできます。
長野県の飯綱町に本店を置くワイナリー、「st.cousair(サンクゼール)」さん。
「サンクゼール」と「久世福商店」2つのブランドを全国展開しています。
善光寺表参道には数多くのそば屋さんがありますが、中でも人気なのがこの「かどの大丸」さん。
そばを食べるならここがおすすめです。
このすぐ先には善光寺の仁王門、さらにその先には山門と仲見世通り、そして善光寺の本堂があります。
仲見世通りと善光寺については以下の記事で紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
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