このサイトでは、長野県北信地域を中心に観光情報を紹介しているわけですが…
先日、数少ない読者からクレームというか、苦言を呈されました。
『なぜ善光寺を紹介していないのか』
…と。

俺が紹介しなくても紹介しているサイトが無数にあるじゃん。そっち見なよ。
と本音をぶちまけそうになりましたが、ぐっと堪えました。
確かに、長野県の観光を語るうえで善光寺は外せません。
というわけで、嫌々…じゃなくて渋々善光寺を取材してきました!
善光寺の名所やおすすめスポットを、いつも通り独自の解説と写真で紹介していきます。
読み飛ばされるのが目に見えているので、難しい解説や難解な説明はほとんどなしです!あってもわかりやすく解説します。

なお善光寺だけではなく、長野駅から善光寺までの「善光寺 表参道」と、善光寺仁王門から山門までの「善光寺 仲見世通り」にもいろいろなお店があって楽しいです。
それぞれのリンク先で紹介しているので、この記事と合わせてぜひ読んでみてください。
善光寺とは無宗派であらゆる人々に開かれた懐の広いお寺

善光寺の始まりは諸説ありますが、当時の信濃国国司の従者「本田善光」が御本尊を信濃の国に持ち帰り、644年に伽藍(がらん/寺院のこと)を造営したのが始まりだそうです。
この「本田善光」の名を取り、「善光寺」と名付けられました。
644年は皇極天皇3年という聞いたこともないほど古い時代。歴史の教科書で言うと、あの有名な蘇我入鹿(そがのいるか)とかがいた時代です。
それから現代までの1400年間、善光寺にはいろいろなことが起きました。
詳しく解説すると短編小説並みの文字数になってしまうので簡単に。

豊臣秀吉:イメージ
- 源頼朝や北条一族に信仰される
- 武田信玄が御本尊を山梨に持って行く
- 豊臣秀吉が武田から取り戻し京都で祀る
- 秀吉の枕元に善光寺如来様が立つ
- 如来様が「信濃に帰りたい」と言った
- んで約50年ぶりに今の場所に里帰りする
- 「一生に一度は善光寺参り」と言われる
- 1700年(元禄13年)の大火で燃える
- 1707年(宝永4年)に復興する
非常に格の高いお寺だったせいか、さまざまな歴史上の人物が善光寺と御本尊を祀ったそうです。
もちろんその間にも火災で消失したりとか、いろいろあって今に至ります。
善光寺は、まだ仏教の宗派が無かった時代に創建されたため、現在も無宗派として宗派を問わずあらゆる人が信仰しているお寺です。
念仏を唱えて一心に祈れば、性別・身分・信仰を問わず、誰もが極楽浄土に導かれる無差別平等救済のお寺です。

善光寺は本堂が1953年(昭和28年)に国宝指定、 山門、経蔵は国の重要文化財、鐘楼及び仁王門が国の登録有形文化財となっています。
御本尊は秘仏「一光三尊阿弥陀如来」
善光寺の御本尊は、「一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)」。
善光寺の本尊は絶対撮影できないので、上記の一光三尊阿弥陀如来像写真は山ノ内町にある「世界平和観世音菩薩(平和観音)」の大悲殿にある像の写真を持ってきました。
一光三尊阿弥陀如来は、1体の如来と2体の菩薩、3体で一つの如来様で「善光寺式阿弥陀三尊像」「善光寺如来」とも呼ばれています。
- 中央に最高の仏様である「阿弥陀如来」
- 片方にあらゆる苦難を救うとされる「観世音菩薩」
- もう片方に全てを智恵の光で照らし、無上の力を得させる「勢至菩薩」
忘れちゃいそうな方は、『ブルゾンちえみwith B』みたいな姿の仏様と覚えれば…
ほら、もう忘れない。
善光寺の一光三尊阿弥陀如来は7年に1回の御開帳でのみ公開

善光寺の一光三尊阿弥陀如来は、7年に1回の「善光寺御開帳」にしか一般公開されません。
しかも、当然ながら撮影はNGです。
なので、どうしても今すぐに一光三尊阿弥陀如来像が見たいという方は山ノ内町の平和観音まで行きましょう。
平和観音の地下には、善光寺の御本尊と同じ一光三尊阿弥陀如来像が安置されていて、拝観料を払えばいつでも見られます。

しかも、なんと写真撮影も自由です!
善光寺の本当の本尊は「絶対秘仏」で、見た人はいない

ちなみに、7年に1回の善光寺御開帳で公開されるのは「前立本尊」と言って、いわゆる本当の本尊の身代わりです。
善光寺の本当の本尊は、歴代住職含め誰も見ることができない「絶対秘仏」と呼ばれています。

従って、本尊の存在や姿を知るものは少なくとも数百年間一人もいないそうです。
ただ、絶対に誰も拝めない御本尊では信仰を維持するのは大変です。
そこで、鎌倉時代に御本尊の代わりとしてまったく同じ姿で作られたのが今も御開帳で見ることができる「前立本尊」です。
善光寺おすすめの回り方
善光寺には見るべき場所が山のようにあるので、行く前にざっくり予定と言うかルートを立てておくとスムーズです。
善光寺の公式ウェブサイトにある地図を頼りに、時計回りか反時計回りに進んでいくとスムーズだと思います。

もちろん回り方は自由ですし、人が多くて時間がかかりそうな本堂から見ていくのもありです。
善光寺の基本情報(拝観時間・御朱印・ペットの同伴について)
| 住所 | 〒380-0851 長野県長野市長野元善町491 |
| 電話番号 | 026-234-3591(善光寺事務局) |
| 拝観時間 | ・夏季4:30~16:30 ・冬季6:00~16:00 ・史料館9:00~16:00 ・山門・経蔵9:00~16:00 |
| 御本尊 | 一光三尊阿弥陀如来 |
| 御朱印 | あり(500円~1,200円) ※本堂西向拝南側御朱印所にて頒布 |
| 定休日 | 無休 |
| 入場料 | 無料 |
| トイレ | あり |
| 駐車場 | あり(有料) |
| ペット同伴 | 可能 |
| 所要時間 | 2~4時間 |
| 公式サイト | https://www.zenkoji.jp/ |
善光寺参拝時間は時期で変わりますが、基本16:00には閉まってしまいます。
休務日(定休日)はありません。
善光寺は拝観料などは特に必要ありませんが、山門登楼や本堂内陣(お戒壇巡り)などでは別途料金がかかります。
観光や滞在時間の目安は、見る範囲やペースによっても変わりますが、最低でも3時間以上は見ておいたほうが良いと思います。
下手すると半日以上かかるので、できれば午前中から回り始めるのがおすすめです。

なお、善光寺は公式サイトにて「ペットを連れての参拝が可能」と記載されている珍しいお寺です。
ただし、常に混雑していますしNGの場所や抱っこ、キャリーが必要な場所もあるので必ずリードやキャリー、カートなどに入れて安全に配慮しましょう。

また、ペットが回向柱に触れるのは禁止されているので注意が必要です。
混雑する場所では、ペットリュックがあると安全だし、便利です。
特にこういう宇宙船型デザインのリュックに入れていくと、みんなに愛犬を自慢しながら歩けます。(笑)
善光寺特別拝観料金一覧表

善光寺の拝観自体は無料ですが、一部有料の拝観があります。
| 一般 | 高校生 | 小中学生 | 未就学児 | |
| 善光寺参拝セット券 | 1,500円 | 600円 | 200円 | 無料 |
| 本堂内陣(お戒壇巡り) + 日本忠霊殿(史料館) |
800円 | 300円 | 100円 | 無料 |
| 山門参拝券 | 800円 | 300円 | 100円 | 無料 |
| 経蔵参拝券 | 500円 | 300円 | 100円 | 無料 |
善光寺参拝セット券は、1,500円で本堂内陣(お戒壇巡り)と日本忠霊殿(史料館)入館、山門登楼、経蔵拝観ができるお得な券です。
すべて個別チケットで回ると一般で2,100円かかるので、善光寺参拝セット券を買えば約600円お得になります。
「全部見たい」という方は善光寺参拝セット券を、「ここだけ見ればいいや」という方は個別で券を買うのがおすすめです。

少しややこしいのですが、本堂内陣(お戒壇巡り)と日本忠霊殿(史料館)入館は同じチケットで入れます。
善光寺へのアクセス・駐車場情報
善光寺は長野駅を出てまっすぐ進み、末広町の信号を右に曲がれば後はひたすらまっすぐ進めば着きます。

いわゆる善光寺表参道、中央通りと呼ばれる美しい通りをまっすぐです。
写真の通りまっすぐな通りなので、しばらく歩くと遠くに善光寺(山門)が見えてきます。
長野駅から善光寺まで歩いても行けますが、30分~45分くらいかかります。
体力や足腰に自信がない方はちょっと大変なので、バスやタクシーを利用するといいでしょう。

車の場合は、善光寺周辺に複数ある有料駐車場を利用しましょう。混んでるときは表参道とかに停めるのがおすすめ。
善光寺参拝の注意点:どれくらい混雑する?所要時間は?
善光寺を思い切り楽しむための注意点を解説します。
とにかく混む!休日は覚悟していこう
時期にもよりますが、基本的に善光寺は毎日国内外からの観光客で激混みしています。

平日に取材に行きましたが、平日でもけっこう人が多いです。
休日になるとさらに混みますし、7年に1回の御開帳時期なんて超人気ロックフェスよりも混みます。(たぶん)
周りに複数ある駐車場も埋まることがあるので、公式サイトで駐車場の位置や混み具合を確認しながら向かったほうがいいでしょう。
2~4時間以上、時間に余裕をもって楽しむ

善光寺は広いうえに見どころも多いので、参拝は最低でも2時間程度、ゆっくり隅々まで見れば4時間ほどかかります。
本堂は当然行くとして、山門に上ったり、史料館・中央通り・仲見世通りを回ったりしているとあっという間に一日終わる、いや一日あっても足りないかもしれません。

例えば、中央通りには長野を代表する七味唐辛子ブランド「八幡屋礒五郎」をはじめ、個性的なお店が多数並んでいます。
中央通りだけ、仲見世通りだけでも数時間遊べてしまいますので、善光寺に行く際は時間に余裕を持って。
特に県外の方は、宿泊前提で来るのが良いでしょう。
もし善光寺参拝で泊まるのであれば、中央通り近くにあり、善光寺まで歩いて行けるアパホテルがおすすめです。
以下の楽天トラベルのリンクで空室や料金をチェックしてみてください。
善光寺境内をのんびり散策
では善光寺を散策していきます。
一つ一つ詳しく説明すると文字だらけ&長くなるので説明は簡単に。

まあ、それでも他のサイトよりも文字数が多いんですけどね…
中央通りから仁王門まで

善光寺に入ると、まず大きな仁王門が見えてきます。

仁王門に行く前に、仁王門手前にある「善光寺大本願(だいほんがん)」を見ていきましょう。
善光寺は無宗派ですが、現在「天台宗」「浄土宗」2つの宗派によって運営・維持されているそうです。
企業で言うところの「共同経営」のイメージです。
この2つの宗派のうち、「浄土宗」を束ねている寺院がこの「大本願」。
一方、仁王門の次にある山門近くにあるのが「天台宗」を束ねる寺院「大勧進」です。
別宗派同士って仲が悪いイメージがありますが、こういう場所もあるんですね。

この浄土宗の大本願は、代々公家出身の尼僧(女性のお坊さん)が住職を務めています。

大本願を拝観した後は、参道に戻って仁王門に向かいます。
ちなみに仁王とは、寺門の左右に設置されている二神一対の神で「金剛力士像」とも呼ばれます。
右側に口を開いた「阿形 (あぎょう)」、左側に口を閉じた「吽形 (うんぎょう)」を並べるのが一般的ですが、なぜか善光寺の仁王像は「左に阿形・右に吽形」と逆になっています。


善光寺仁王像は、日本最高峰の仏師彫刻家「高村光雲」と「米原雲海」によって作られました。
これだけ巨大な像にも関わらず、像の支えなどはなく2体の像は絶妙なバランスで自立しているそうです。

ちなみに仁王像の作者・高村光雲の木像は、某鑑定番組で1,500万円の値が付きました。
仲見世通りから山門まで

仁王門から山門までの間には、お土産からグルメまで数多くのお店が立ち並ぶ「仲見世通り」があります。

善光寺の名を冠した善光寺ぷりん。

お子さんや外国の方が特に喜びそうな商品を売っている、お土産物屋さん。

子どもに大人気のすみっコぐらし専門店、すみっコぐらし堂。
キャラクターグッズはもちろん、キャラクターの形をしたベビーカステラなどのテイクアウトグルメも充実しています。

仲見世通りのメインストリートを歩くだけでも楽しいですが、時間があれば細い路地を曲がってみてください。
細い道やその先にも素敵な場所がたくさんあります。

例えば、仲見世通りを曲がった釈迦堂通りにある「世尊院(釈迦堂)」。
日本で唯一、等身大の「銅造釈迦涅槃(国重要文化財)」が祀られています。

世尊院の門中にあるのが、仏様に捧げる清めの水「閼伽(あか)の水」が流れる花ヶ池。
花で飾られ綺麗に管理された花ヶ池では、精巧な龍神の像から美しい水が絶えず流れています。

仲見世通りを通り過ぎると山門が見えてきます。


山門の前には、6体並んだ六地蔵や濡れ仏(延命地蔵)があります。
こんなに大きなお地蔵様って珍しいですね。
天台宗が束ねる「善光寺大勧進」

濡れ地蔵の反対側に、善光寺を運営する2大宗派の一つである天台宗を束ねる「大勧進(だいかんじん)」があります。

大本願は質素で厳かなイメージでしたが、大勧進はややカラフルで華やかな建物が多いイメージです。
僕はどっちの雰囲気も好きですけどね。
取材当日は「奉納風鈴」というイベント(?)が行われていました。
とても綺麗な音色だったので、皆様にもおすそ分け。

大勧進には綺麗な建物がいっぱいありますね。

大勧進には「お寺カフェ」があります。
コーヒーやお茶、信州産のリンゴを使ったジュースやサイダーを飲みながら、大勧進の風景や参拝に訪れる方たちを眺めるゆったりとした時間を過ごすのもよさそうですね。
このお寺カフェ、これがまた素敵な立地で…

外から見るとこうなっています。

まあ、中にいるとわからないんですけどね。
善光寺に来たら山門登楼はマスト!

山門が見えてきました。
このまま「わーすごいなー」と言って、写真撮って素通りして本堂まで行ってもいいのですが…
善光寺最強のアトラクション(?)、山門登楼を体験してほしい。

山門登楼は、その名の通り山門の上まで登れます。

めったにできない体験ですし、その眺めは絶景。
なので時間に余裕があれば、そして健康な体と強靭な心(あとで説明します)があればぜひ登ってみてください。

山門登楼を希望する場合は、山門横にある券売機でチケットを購入します。
山門登楼のみなら800円ですが、このあと「内陣お戒壇巡り」「史料館拝観」「経蔵拝観」を予定している方は1,500円の「善光寺参拝セット券」がおすすめ。
なお山門登楼の入り口から上に登る階段は、健康な体と強靭な精神が必要な超急階段になってるので注意しましょう。
小さなお子さんや、足腰に不安がある方は特に注意が必要です。
この日も、登る人と降りる人の悲鳴が聞こえてきました。

イメージ写真
山門内部は撮影禁止だったので写真はありませんが、こんな感じの「階段と垂直はしごの中間」くらいをイメージしてもらえばわかりやすいと思います。

足を滑らせると、「滑り落ちる」ではなく「墜落」します…
手すりもありますし、ゆっくり上り下りすれば問題ありません。
ただ、注意というか心構えはしておきましょう。

山門の上からはこんな景色が見られます。
善光寺の境内や仲見世通りはもちろん、遠くの長野市街地のビルも見渡せます。

山門内部は撮影禁止ですが、景色は撮影OKです。

右を見れば大勧進すべての建物が見えます。
天気のいい日は最高の撮影スポットですが、時間帯に気を付けないとどっかの誰かさんのように、逆光で暗めの微妙な写真しか撮れなくなるので注意。
また、山門に上ったら眼下に広がる人々を眺めながら、

ハハッ、見ろ!人が○ミのようだぁ!ハッハッハッハッハッハッ!
と、某ジブリアニメの悪役大佐ごっこをするのもおすすめ。
おすすめする遊びが不謹慎というか不健全でした。反省。
でもみんな一度は思うよね?
動画もどうぞ。
最高の景色です。

山門の上はぐるっと一周できるようになっていて、善光寺本堂を特別な角度で眺められます。

今度は逆光じゃないから写真が綺麗だぜふはははは!
この日は紅葉時期だったので、木々と本堂のコントラストが美しいですね。
この景色は山門に登らないとみられません。
なので、善光寺に来たら絶対山門登楼してほしいです。
善光寺本堂周辺

長くなりましたが、いよいよ本堂です。
…
( ゚Д゚)(と言っても本堂内部は撮影禁止だから、テンション上がらないんだよなあ…)
そんなわけで写真は外観のみです。
善光寺は「高さ約27m」「間口約24m」「奥行き約54m」と、東日本では最大級の国宝木造建築で、衆生の煩悩の数と同じ108本の柱で作られているそうです。
歴史的な建物は大体火災に遭っていますが、善光寺も例に漏れず何度か焼失しています。
そのたびに信徒たちが復興してきたそうで、現在の善光寺は1707年(宝永4年)に再建されたものです。

本堂周辺はだいたい混雑しています。
空いている時間に参拝したい方は、早朝に来るといいかもしれません。

ちなみに、本堂横には「BEAMS JAPAN ZENKOJI(ビームス ジャパン 善光寺)」があります。
ここでしか買えない限定Tシャツなどのアパレルグッズと一緒に、数珠やお守りも買えるという不思議な店舗です。

本堂内に入るのは無料ですが、本堂内陣と内陣お戒壇巡りは有料(600円)です。

本堂手前にある大香炉(だいこうろ)は、戦時中に金属供出に出されてしまったものの、1956年(昭和31年)に再度作られて奉納されました。
大香炉の煙は心身を清浄にし、また体につければ無病息災、病気平癒の功徳が得られるそうです。

ちなみに金属供出とは、「戦争中で武器に使う金属が足りねえから金属類は鍋も銅像も鐘も全部軍に出しやがれ!」とか言うとんでもない命令のことです。
本堂内には、病気やけがをしている部位と同じ個所を撫でると病気が治るとされている「賓頭廬尊者像(びんずるそんじゃぞう)」があります。
病気やケガで悩んでいる方は、患部に大香炉の煙をあてて、患部と同じ個所の賓頭廬尊者像を撫でるといいでしょう。

僕もライター(というよりデスクワーク全般)の職業病に悩んでいるので、尻に煙をあてて、びんずる様の尻を思う存分撫でまわしてきました。

横から見た善光寺本堂です。
正面から見るより、細かい部分まで建築の美しさがはっきりとわかります。

後ろから見た本堂。
個人的には、お寺や神社はこういう渋い角度から見るのが好きです。

内部撮影不可なので、本堂内部の様子は行った時のお楽しみ。
善光寺のそのほかの見どころ
文字数や容量が限界なので諸事情でこれ以上長い解説が難しいため、最後にそのほかの見どころをダイジェストばりの駆け足で一気に紹介します。
長野オリンピックでも使用された「鐘楼」

本堂横にある鐘楼(しょうろう)は、1667年(寛文7年)に造立された名鐘で、現在は登録有形文化財に指定されています。
長野オリンピックでは開会を告げる鐘として使用されました。

毎日午前10時から午後4時の毎正時に鳴らされます。
超タイパの良い読経ができる「経蔵」

本堂横、鐘楼の反対側にあるのが1759年(宝暦9年)に建立された経蔵(きょうぞう)です。
1974年(昭和49年に)重要文化財に指定されました。

経蔵入口には、写真の奥にある巨大な八角形の建築物「輪蔵(りんぞう)」を考案した傅大士(ふだいし)の像が祀られています。
輪蔵の中には、仏教経典を網羅した「鉄眼黄檗版(てつげんおうばくばん)」「一切経(いっさいきょう)」全6,771巻が収められていると言われてます。

(読経で功徳は得たいけど、一生かかっても読み切れないじゃん…
なんて思ってるあなたに朗報!
なんとこの輪蔵を時計回りに一周押しまわすと、納められた経典すべてを呼んだのと同じ功徳が得られます!
全6,771巻を数分で読んだことにできる、非常にタイパの良い方法です!
仏教経典を全部読もうと思っていた方、ぜひこの輪蔵を回しに来てください。

…本当にそれでええんか?経典を書いた人や全部ちゃんと読んだ人の苦労は一体…
史料館が併設された「忠霊殿」

本堂から少し離れた場所には忠霊殿があります。
紅葉の季節は、忠霊殿に向かう道も必見です。

忠霊殿は、戊辰戦争(ぼしんせんそう)~第二次世界大戦で戦死した英霊たちを供養するために建立されました。
また、忠霊殿では善光寺の歴史を知るための収蔵品や、ダライ・ラマ法王14世がお魂入れした砂曼荼羅が見られる史料館が併設されています。
史料館を見る、見ないはともかく、善光寺の中でも特に美しい建物なので必ず見ていってください。
隠れマスコット「善子さんと光子さん」

忠霊殿の近くにある(いる)善子さんと光子さん。
善光寺の隠れキャラクターです。
かなりわかりにくい所にいるので、忠霊殿に来たら探してみましょう。
…
説明は以上!
というか、何の資料も無いので説明しようがないんです…
『牛にひかれて善光寺参り』から来ていると思いますが…
まあ、すぐ近くにあるし、見ると意外と可愛いのでこちらもぜひ。
善光寺が美しくライトアップされる長野灯明まつりを紹介

文字数が限界と言いながら、紹介したいイベントを取材してきたので…追記!
善光寺の紹介ということで、ついでに毎年2月上旬から数日間開催される長野灯明まつりも紹介します。
長野灯明まつりとは、2004年から始まった「長野から世界に向けて平和の灯りを発信していく冬の祭り」です。


まつりの期間中は長野駅前や城山公園、そして善光寺に灯り絵が置かれ、善光寺表参道は無数のイルミネーションで通り全体が昼間のような明るさで輝きます。

善光寺は、仁王門や山門、そして本堂に至るまであらゆる場所が夜21時までライトアップ。
この時期しか見られない幻想的な姿です。

善光寺表参道にある仲見世通りやセントラルスクエアでは、ライトアップの時間に合わせ夜遅くまでお店が開いていたり、出店やキッチンカーが出店していて、まさにお祭りの雰囲気です。

どうでもいい話ですが、セントラルスクエアは「セントラルスクゥエア」が正式名称ですが、打ちにくいし読みにくいのでセントラルスクエアで統一します。


時期的にめちゃくちゃ寒いのですが、寒い中でもイルミネーションや灯明を見ながら食べるケバブサンドやラムバーガー、そして暖かいコーヒーは格別です。

長野灯明まつりの時期は善光寺本堂だけではなく、仲見世通りの脇道の先にある釈迦堂通りに並ぶ「院(宿坊)」も夜遅くまで見学できます。
各院では長野灯明まつりに合わせて様々な企画やイベントを開催していて、例えば上記の「世尊院釈迦堂」では、企画展やカレーの提供をしていました。

お寺で出されるカレーに興味がありましたが、ラムバーガーとケバブ食べたあとなので、さすがにカレーは無理よ…

世尊院釈迦堂の横にある「蓮華院」では、和傘を使った演出が見られます。
本当に美しかったので、ぜひ動画でどうぞ。
個人的には、善光寺本堂のライトアップよりも好きです。

仲見世通りに戻り、善光寺本堂を目指します。
仁王門をくぐって山門に向かう途中の道では灯り絵が並び、お地蔵さまたちも綺麗にライトアップされていました。

このあと紹介する善光寺本堂のライトアップも綺麗ですが、山門のライトアップも迫力があって美しいですよ。

山門や本堂といった派手な場所に目を奪われがちですが、ぜひ周りにも目を向けてみてください。
思いがけない美しい風景に出会えるかもしれません。
善光寺ライトアップを紹介
長野灯明まつりの期間中、善光寺本堂は5色の光でライトアップされます。





1年で数日しか見られない、特別な善光寺もぜひ見に来てください。
まとめ:善光寺は見どころだらけなので、一日かけてゆっくり参拝がおすすめ
今回は、長野県で特に人気のスポット善光寺を紹介しました。
善光寺表参道を含めるとかなり広く、また見どころも多いのでしっかり見ると一日がかりです。
ゆっくり&しっかり見たい方は朝早く来たり、時間に余裕を持って来るのをおすすめします。
なお、現在長野県には善光寺含め8つの国宝があります。
- 善光寺本堂(長野県長野市)
- 仁科神明宮(長野県大町市)
- 安楽寺八角三重塔(長野県上田市)
- 大法寺三重塔(長野県青木村)
- 松本城(長野県松本市)
- 旧開智学校校舎(長野県松本市)
- 土偶「縄文のビーナス」(長野県茅野市)
- 土偶「仮面の女神」(長野県茅野市)
国宝巡りをしたい方は、上記のリンクか以下のリンクより各記事をチェックしてみてください。
【関連記事】







