突然ですが、忍者は好きですか?
嫌いな人はいませんよね。古くはハットリくん、近代ではNARUTOとかアンダーニンジャでしょうか。ちなみに僕はNINKU-忍空-世代です。
ともかく、いつの時代も忍者は僕たちの心をとらえて離しません。どんなに科学が発達しても忍者は不滅です。

実は、長野県にも忍者はいたんです。
長野県長野市戸隠地区にある「戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館」は、そんな長野忍者について学べて、そして遊んで体験できる大人も子どもも楽しめる施設です。
今回、戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館へ遊びに取材へ行ってきましたので、その様子をみなさんにお伝えします。
長野県屈指の有名観光地、戸隠神社奥社の近くにあるので、戸隠神社参拝と一緒に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

(=゚ω゚)ニンニン♪
戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館とは?戸隠流忍術を学べる資料館!

忍者:イメージ
ところで、忍者にもいろいろな流派があるって知ってました?
有名な流派で言えば甲賀や伊賀ですが、そのほかにも無数の流派が存在します。
忍甲流・黒田流・武田流・服部流・風魔忍法etc…一説によると、全国各地に100近くの流派があるそうですよ。
そんな無数にある忍者ですが、長野県にも「甲陽流・戸隠流・青木流・伊藤流・芥川流」と数多くの流派が存在しました。
長野県に数十年住んでいますが、初めて知った…
そして、長野市の戸隠地区に古くから伝わるのが「戸隠流(とがくれりゅう)忍術」です。

戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館は、そんな戸隠流忍術や戸隠地区の風土について学べる資料館です。
戸隠民俗館には、戸隠に古くから伝わる民具が約2,000点収蔵・展示されています。
戸隠流忍法資料館には、戸隠流忍者が使用したとされる忍具約500点を展示しているほか、戸隠流忍術の解説や技の写真も展示されています。
また、資料を見て学ぶだけではなく、手裏剣道場で本物の手裏剣を投げたり、からくり屋敷の謎を解いたりといった忍者体験も可能です。
そのほか、庭内にはアスレチックや吊り橋、びっくり堂、水車やカフェなどがあり、体を動かしたい人もそうでない人も、そして老若男女問わず楽しめる施設となっています。
施設内の詳しい情報については、戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館の公式ウェブサイトもチェックしてみてください。
戸隠流忍術は、守り特化の渋い忍者!

戸隠流忍術のルーツはおよそ800年前、平安時代末期の信濃源氏の武将「木曽義仲」の家臣だった修験者「仁科大助」が義仲の没後、戸隠の地に戻って流派を開いたのが始まりです。
忍者と言えば、闇夜に紛れて手裏剣や小刀、毒矢で戦うイメージがありますが、戸隠流忍術は戦闘ではなく「守り」に特化しています。
敵と出会っても自分から仕掛けず、相手の攻撃を防ぎ、いなして無力化するのが戸隠流忍術の特徴です。
子供の頃だったらまったく興味を持たなかったかもしれませんが、大人になってから「守りに特化した忍者」と聞くとなんかワクワクしませんか?
もちろん手裏剣や鎖鎌といった武器も扱いますが、基本は主君や自分の身を守る術に長けていました。
戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館の基本情報(入館料・休園日・撮影可否)
| 住所 | 〒381-4101 長野県長野市戸隠3688-12 |
| 営業時間 | 9:00~17:00 (最終入館16:30) |
| 休館日 | 無休(11月中旬~4月中旬までの期間休館) |
| 入館料 | 大人700円 (子供500円/幼児200円) |
| 電話番号 | 026-254-2395 |
| 駐車場 | あり |
| トイレ | あり |
| 所要時間 | 90分~2時間 |
| 写真撮影 | 可能(ただし忍者からくり屋敷はNG) |
| ペット同伴 | キャリーでの入館・散策可能 ※ただし一部不可 |
| 公式サイト | https://www.togakushi-ninja.com/ |
戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館は、11月中旬頃まで無休で営業、その後11月下旬頃から翌年の4月までは冬季休館です。
見学にかかる所要時間はゆっくり遊べば2時間くらいだと思いますが、戸隠神社奥社に行く予定がある方は時間配分に注意しましょう。
入館料は大人700円で、忍者からくり屋敷を含めすべての施設に入れます。

ただし、手裏剣道場で手裏剣を投げて遊ぶ場合は別料金です
なお、ペットに関しては戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館は、キャリーやゲージに入れれば一緒に入館・散策できるそうです。
愛犬にとって楽しい場所ではないかもしれませんが…それでも一緒にお出かけできるのは売れり位ですね。
ただし、からくり屋敷と珈琲の館(カフェ)にはペットを連れて入れません。
戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館へのアクセス(ルート・所要時間・駐車場)
戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館のある長野市戸隠は、日本三大そばの一つ「戸隠そば」や、信州屈指のパワースポット「戸隠神社」で有名な場所です。
長野市街地から戸隠までは、信州大学長野キャンパス前の国道406号を通って戸隠に出るか、善光寺近くの戸隠道を通っていくルートが一般的です。
ただ、戸隠道ルートは七曲とかいうとんでもない連続カーブがあるので、車の運転に慣れていない方や、冬道の運転が不安な方は通らないほうがいいでしょう。
こんなんだぞ( ゚Д゚)?
実際の道はもっとすごいぞ( ゚Д゚)?
とはいえ、冬じゃなければ慎重に運転すれば問題ないと思います。
今回の目的地、戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館は、戸隠神社奥社の駐車場付近にあります。
戸隠神社奥社を目指していけば迷うことはないでしょう。
戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館を楽しむための注意点

戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館で遊ぶ際の注意点です。
- 忍者からくり屋敷内は撮影禁止!
- 戸隠流忍法資料館と戸隠神社奥社参拝はセットがおすすめ
忍者からくり屋敷内は撮影禁止!
敷地内にある「忍者からくり屋敷」は、隠された道を見つけ出しながら進むアトラクションですが、内部は当然撮影禁止です。
SNSやYouTubeで仕掛けのネタバレされたら、楽しくもなんともないですからね。

今回この記事でも屋敷の仕掛けについてはほとんど触れません。実際に行って楽しんでください。
戸隠流忍法資料館と戸隠神社奥社参拝はセットがおすすめ

戸隠流忍法資料館まで来るのはけっこう大変なので、せっかくなら「戸隠神社奥社参拝」もセットで楽しんでいきましょう。
戸隠神社奥社の参道は、戸隠流忍法資料館入り口の道挟んだ向かい、徒歩1分の場所にあります。
戸隠神社は、信州の神社の中でもトップクラスのパワースポットなので、一度も行ったことはない方はぜひ。
ただし、戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館はともかく、奥社参拝はけっこう時間がかかります。

参道までは徒歩1分ですが、そこから本殿まで40分~1時間ほど歩くからです。
そのため、もし奥社参拝も予定しているのであれば早めに来た方が良いでしょう。
戸隠神社奥社参拝の道のりや、風景、所要時間については「戸隠神社奥社・九頭龍社の体験紹介レポ記事」で詳しく解説していますので、こちらもぜひ読んでみてください。
戸隠民俗館と戸隠流忍法資料館を散策
戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館の各施設を順番に紹介していきます。
入口・吊り橋・アスレチック・びっくり堂

戸隠神社奥社入り口の道路を挟んだ反対側に、戸隠民俗館と戸隠流忍法資料館の入り口があります。

屋根を持たない門「冠木門(かぶきもん)」を通り、受付で入場料を支払います。
入場料の中に忍者からくり屋敷の利用料も入っています。

入り口付近には当時の戸隠流忍者が使用したという薬草と毒草が植えられています。当然ながら取ったり食べたりしてはいけません。
( ゚Д゚)(2種類混ぜたら回復薬になるな)
とか思った人はバ〇オハザードのやりすぎです。

中央付近にある大きく長い吊り橋。
渡る部分の左右は穴が開いていて、よそ見していると足を踏み外す可能性があるので、慎重に渡りましょう。
特に小さなお子さんを連れている場合は、絶対に手と目を離さないように。
高さはないので大ケガをする可能性は低いと思いますが、ちょっとしたケガくらいはする可能性はあります。

ただ、軽傷で済むのはあくまでも若い人の話で、僕のような中年が踏み外すと大ケガすると思う。
普通に渡れば、そこそこ安全に、そこそこのスリルを味わえます。

施設の奥には、壁を渡って遊ぶ「壁渡り」があります。
大人でも遊べるのかどうかは不明ですが、公式サイトで大人のスタッフさんが渡っていたので大丈夫なはず。
ただ、いい歳した大人がはしゃいでわざわざケガのリスクを負うことはないと思います。

びっくり堂。
詳しい仕掛けは伏せますが、外で数秒見ていれば確実にどうびっくりさせられるのか分かります。

なので、びっくりはしませんでしたが、中に入ると少し気持ち悪くなりました。

戸隠民俗館と戸隠流忍法資料館は、景色も最高です。目の前に霊峰「戸隠山」が見えます。
登山好きの方からも人気のある山ですが、戸隠山は山のグレーディング(難易度)で、「A(易しい)~E(難しい)」の「D」に指定されている上級者向けの山です。

YouTubeで「戸隠山 蟻の塔渡り」と検索すれば、戸隠山のやばさが分かると思います。
手裏剣道場で手裏剣を投げて忍者体験

敷地内の中央にあるのが、実際の手裏剣を的に投げて当てる「手裏剣道場」です。
1回200円で、7枚中5枚以上的に当てると限定グッズがもらえるそうですが、僕は1枚も当たりませんでした…

ダーツ経験があるので楽勝かと思ったら…意外と難しい…

やはりというか、外国の方に大人気でした。
忍者からくり屋敷

戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館最大のお楽しみと言っても過言ではない、忍者からくり屋敷です。
屋敷の中に入り、隠された出口を見つけ出して進むアトラクションで、脱出ゲームの先駆者と言ってもいいでしょう。
残念ながら中は撮影禁止(当たり前)で、当然仕掛けをバラすわけにもいかないので感想だけお伝えします。
( ゚Д゚)「めちゃくちゃ面白かった!」
いやこれ本当。
正直もう少しショボ…子供だまs…じゃなくて、控えめな施設をイメージしていたのですが、大人でも十分楽しめます。
脱出にかかる時間は早い人で15分くらいだと思いますが、勘が鈍い人はもうちょいかかります。
入場料に含まれているので、ここをスルーする人はあまりいないと思いますが、それでも一応言っておきます。
( ゚Д゚)「ここは絶対行っとけ。」
戸隠民俗館で戸隠について学ぶ

受付の近くにある建物は戸隠民俗館です。
建物は元々年貢米を保管していた穀倉で、その後明治時代には戸隠最初の学校として使われていたものを移築・復元しています。
ある意味、この建物自体が見どころです。

内部には、戸隠の伝統的な道具や民具が約2,000点が展示されています。

かご細工や生活で使用されていた品々。

生活で使用されていた品々…
…
…
( ゚Д゚)すまねえ!
僕にこうした道具に関する知識、そして何より興味が無さ過ぎて詳しい解説ができません!
古民具好きの方、誰か代わりにここの文章書いてもらえませんか…

古民具や小道具が好きな方には刺さる施設だと思います。
( ゚Д゚)すまねえ!
僕にこうした道具に関する知識、そして何より興味が無さ過ぎて(以下略)
忍者の武器や道具が展示されている戸隠流忍法資料館

戸隠流忍法資料館は、戸隠流忍者に関する資料や道具が展示されています。
2階建てで、1階が古民具と昔の暮らしぶり、2階が戸隠流忍術に関する展示になっています。

まあ、もうみなさんお気づきだと思いますが、詳しい解説はできません。写真を楽しんでください。

でも、古い日本家屋って中に入るだけでワクワクしませんか?

古い日本の道具も、見ているだけでワクワクしませんか?

…
古民具好きの方、誰か代わりに文章書いてもらえませんか…

2階は戸隠流忍者の資料が展示されているスペースで、1階よりは楽しめ…おっと。
※あくまでも僕個人の感想です

実際に忍者が使用したとされる武器の数々。
…ってか、一番下の武器、本当に忍者が使ったのか?
どう見ても三国志の関羽が使ってた殺傷力抜群のやつだろ?

「守りに特化した忍者」という自負はどうした。

こちらは小刀やかぎ爪といった、忍者っぽい武器が展示されています。

アニメや漫画で見たことあるものから、聞いたこともない道具までいろいろ展示されています。

昔の人はこれらを使って戦闘をしていたんですよね。
実際に道具を見ると生々しいというか、神妙な気持ちになります。

忍術を使うときの「臨兵闘者皆陣烈在前」の術印です。
余談ですが、男子の大多数は漫画やゲームの影響で、思春期に必ずこの術印を習得します。
ほぼ義務教育と言っても過言ではありません。
( ゚Д゚)「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前っ!」
は98%の男子が聞いたことがある、もしくは口にしたことがあるはず。

男子に聞いた臨兵闘者皆陣烈在前に関するアンケート
…次行きましょうか。
疲れたらコーヒーの館で休憩

館内(園内?)には、カフェもあります。
疲れたらここで休憩していきましょう。

いろいろなメニューがあって迷いますが、せっかく来たのでケーキとコーヒーを頼むことにします。

中は古民家を思わせる落ち着いた作り。
外にベンチもありますが、中の方が落ち着いて休めると思います。

キャラメルケーキとコーヒーセットを注文しました。
キャラメルケーキはキャラメルの風味が自然で、くどい甘さが無く上品な味です。
中に入っているクルミの風味と歯ごたえが、いいアクセントになっています。
コーヒーは雑味や酸味の少ない飲みやすい味で万人向け。カップも高級感があっておしゃれですね。

コーヒーやケーキはいらないけど休憩したい方には、カフェの近くにある木漏れ日の降り注ぐ綺麗な休憩所がおすすめです。
人もあまり通らないエリアなので、ここで一休みしていってください。
売店で男子が大喜びしそうなお土産を買う

最後に、受付横にある売店に寄ってお土産を見ていきましょう。
信州土産もありますが、やはり忍者に関するものが多めです。
入り口に置いてある日本刀なんて最高ですね。お子さんから大人まで、男子なら大興奮間違いなし。(多分)

ストラップやマグネットのほか、忍者の衣装や刀、手裏剣も売っています。
もし手裏剣を買うなら、子供が投げても安全でなおかつお値段の安いゴム製がおすすめ。
ただ、ゴム製でも子供が思いっきり投げたらそれなりに痛いので、買う際はしっかり考えてください。
もっと言えば、手裏剣などの武器類は買ったとて「家に持って帰って、そのあとどうするんだ問題」が発生します。
「家にあっても今後絶対使わないランキング」で、絶対王者であるホットプレートを抑えて、断トツ1位になるのは目に見えています。
少なくとも、いい歳したおじさんが手裏剣とか買っちゃうのはいただけません。

というわけでいい歳したおじさんが、ゴム製の手裏剣とまきびし、マグネットを買ってきましたよっと。
( ゚Д゚)(このツヤ…大きさ…そしてドラゴン…たまんねえぜ…ハアハア)
思わず童心というか、中二病全開の思春期に返って買ってしまいました。
写真を撮った後は押し入れにしまいましたが、二度と出してくることはないでしょう。

無事、「家にあっても今後絶対使わないランキング1位」として殿堂入りしました。
忍者に憧れるお子さんを持つ親御さん、もしくは僕と同じくらいダメな大人純真な心を持つ人は楽天市場とかで買ってもいいと思います。
まとめ:戸隠流忍法資料館で、戸隠流忍者になって遊ぼう!
戸隠民俗館・戸隠流忍法資料館は、ややマニアックな戸隠流忍術について学べる場所です。
- 手裏剣道場やからくり屋敷、アスレチックで忍者になりきるもよし
- 忍具や民具の資料を見て忍者について学ぶもよし
- 何もせずのんびり歩くのもよし
ちょっと早めに来て、戸隠神社奥社を参拝した帰りにぜひ立ち寄ってみてください。
このブログでは、このほかにも戸隠やその周辺にある観光地をたくさん紹介しています。
気が向いたら以下の記事もぜひ読んでみてください。
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県外や遠方からお越しの方へ宿泊情報
戸隠に宿泊で訪れるなら、やっぱり雰囲気抜群の宿坊がおすすめです。
ぜひ戸隠神社中社近くにある「戸隠のそば宿・宿坊極意」さんに泊まっていってください。
茅葺屋根の伝統的な建物で、まるで神社に泊まっているかのような気分になれる宿です。(ちなみに、洋室もあります)
もちろん、夕食は手打ちの戸隠そばです。
日本の古き良き文化の雰囲気を残す、戸隠を24時間堪能したい方は、ぜひ宿坊極意さんをチェックしてみてください。



