今回紹介する長野県山ノ内町の「地獄谷野猿公苑」は、「jigokudani-yaen-koen」や「Snow Monkey Park(スノーモンキーパーク)」として世界中から観光客が訪れる長野県屈指の観光地です。
長野県は自然豊かなところなので、観光地の中には「期間限定」みたいな場所も存在します。
「地獄谷野猿公苑」も、そんな期間限定観光地の1つです。
厳密に言えば、地獄谷野猿公苑は年中無休なので期間限定ではないんですが、やはりスノーモンキーパークと言うくらいなので冬に行って紹介したい!

というわけで、今回雪が降る冬に取材してきました。
地獄谷野猿公苑のアクセスや料金、苑内の様子、そしてかわいいお猿さんたちをたくさんの写真と動画で紹介します!
地獄谷野猿公苑は本当に楽しい場所で、「HIROさんが選ぶ長野県北信エリアおすすめ観光地ランキング記事」にもランクインしているほどおすすめです。
なお、今回英語圏のアクセスもちょろっと狙っているので、記事のあちこちで謎の英語が出てきますが、そういうことだと察してください。

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Please feel free to just enjoy the photos and videos.
地獄谷野猿公苑とは:長野県が世界に誇る観光名所「Snow Monkey Park」!

地獄谷野猿公苑は、長野県山ノ内町志賀高原の麓にあります。
地獄谷という物々しい名前の由来は、険しい地形と絶えず噴泉が吹き上がる様子がまるで地獄のように見えたことからだそうです。
そんな地獄谷野猿公苑、冬は‐10度を下回る気温に1mを超える大雪と、寒さに弱い人からしたらまさに地獄大変厳しい環境の中にあり、人間以外の霊長類が生存できるぎりぎりの場所だと言われています。
そんな場所に生息する猿(ニホンザル)たちは、寒さをしのぐために「温泉に入る猿」として世界中で有名です。
猿が温泉に入るようになったきっかけは、その昔、子猿が偶然地獄谷にある宿「後楽館」の人間用露天風呂に入ったことだそうです。

( ゚Д゚)『ウキキッ!(え、この暖かい水に入ると気持ちいいぞ…?)』
その口コミ(?)が猿のコミュニティ内で広まり、いつしかほかの猿たちも温泉に入るようになりました。
ただ、さすがに人間用の露天風呂に入られてしまうと衛生上良くないということで、現在の地獄谷野猿公苑に猿専用の露天風呂を作りました。
現在は、長野の冬の定番観光地として世界中から観光客が訪れる人気スポットとなっています。

訪れている割合ですが、体感として海外の方が8割、国内の方が2割くらいでした。
ちなみに、温泉に入るのはほとんどメス猿と子猿だそうです。

オス猿は「群れを守るためにいつでも素早く動けるようにしている」のと、「体が濡れて小さく見えることを嫌う」ためと言われています。
地獄谷野猿公苑のベストシーズンは?

絶対!
断然!
100%!
冬がベストシーズンです。
猿が温泉に入るのは寒さをしのぐためなので、寒くないと入りません。
暖かい春や夏は温泉に貼ってくれませんし、苑内に猿がいないこともしばしばだそうです。
また、山に食べ物が豊富な秋もあまり苑内にいないとのこと。
猿がいない、また温泉に浸かる猿が見られないのであれば、わざわざ地獄谷野猿公苑に来る必要がないですよね。
猿を見るだけなら長野市の茶臼山動物園の猿山にでも行った方が確実ですし、道のりも圧倒的に楽です。

逆に冬は寒さをしのぐため積極的に温泉に集まりますし、それにつられてほかの猿たちも苑内に集まってきます。
温泉に浸かる猿、そしてほかの猿たちも見られる可能性が高いのは圧倒的に冬です。
なので、今回の記事も冬を基準に解説しています。

Monkeys rarely go into hot springs outside of winter.

どうしても冬に来られない方や、一度冬に来たことがある方は、出産ラッシュの「春」もおすすめです。
かわいい子猿たちをたくさん見られますし、近い駐車場に停められて苑内へのアクセスも容易で、散策にも最高の季節だと思います。
地獄谷野猿公苑の基本情報(入園料金・休園日・見学所要時間など)
| 住所 | 〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏6845 |
| 電話番号 | 0269-33-4379 |
| 営業時間 | 夏季:8:30~17:00 冬季:9:00~16:00 |
| 入苑料金 | 一般800円/こども400円 障害者・団体割引・年間パスあり |
| 決済方法 | 現金・各種クレジット・電子マネー |
| 休苑日(定休日) | 無し |
| 駐車場 | あり 冬季は上林ホテル仙壽閣付近(無料) 夏季は渋温泉地獄谷有料駐車場も利用可能(500円) |
| トイレ | あり |
| 見学所要時間 | 冬季で2時間程度 ※駐車場から片道30分ほど歩きます |
| 写真・動画撮影 | 可能(確認済) |
| ペット同伴 | 一切不可(盲導犬含む) |
| 公式サイト | https://jigokudani-yaenkoen.co.jp/ |
地獄谷野猿公苑の営業時間は、冬季9:00~16:00です。
休苑日(定休日)はありませんので、年中いつでも訪れることができます。
冬の方が温泉に浸かる猿やほかの猿たちに会える可能性は高いですが、ほかの季節でもいないわけではありません。
見学にかかる所要時間は、冬季の場合最低でも2時間くらいかかるので、できれば13:00頃までには入りましょう。

冬と、冬以外で環境がガラッと変わるので、事前にチェックしておいてください。
地獄谷野猿公苑へのアクセス・駐車場からの道のり
地獄谷野猿公苑は、長野県下高井郡山ノ内町の「上林温泉」にあります。
山ノ内町から志賀高原や群馬県の草津に抜ける国道292号を進み、「地獄谷野猿公苑」というバス停のある場所を左に曲がってください。
冬季は、国道沿いに警備員さんが出ていて案内してくれますが、左折した先に「上林ホテル仙壽閣」というホテルがあり、その付近にある複数の地獄谷野猿公苑用駐車場に停めます。
4WDだと、けっこう上の駐車場まで案内してもらえるようです。

僕はこの日、「猿座カフェ&ラーメン猿座」横の駐車場まで案内してもらえました。
見ての通り、上の駐車場は道がツルツル&坂なので、4WDじゃないと危ないですね…。

取材用に、ちょっと無理して4WDの車を買っておいてよかった( ゚Д゚)!(笑)
なお、4月~11月の期間は渋温泉から横湯川沿いの狭い道を通った先にある、「渋温泉地獄谷有料駐車場」が利用できます。
渋温泉地獄谷有料駐車場は料金が500円かかりますが、地獄谷野猿公苑まで歩いて15分くらいで行けて便利です。
※冬の駐車場からは約30分かかります
なので、冬以外はこちらに停めましょう。

ちなみに、長野市街地から山ノ内町までは、道に雪がなければ1時間ちょっとくらいです。意外と近い。
地獄谷野猿公苑を楽しむための注意点
地獄谷野猿公苑を楽しむための注意点です。
地獄谷野猿公苑はやや特殊な観光地のため、注意点が多いので長くなりますが、どれも非常に大事なのでぜひ読んでください。
まずは苑内の基本的な禁止事項を確認

地獄谷野猿公苑に掲示されている基本的な注意事項、禁止事項です。
猿に食べ物を見せない、与えない

カイロを奪って遊んでいた猿
一番大事な点ですが、猿たちに食べ物を見せたり、与えたりする餌付け行為は一切禁止です。
人が食べ物を持っている、そして与えてくれることが分かると、猿が積極的に人間を襲うようになります。
地獄谷野猿公苑の猿たちが人間に対して良い意味で無関心なのは、「観光客が餌を与えず、危害を加えない」と理解しているからです。

食べ物以外も奪われる可能性があるので、できるだけ手に何も持たないほうが良いと思います。
猿を触ろうとしたり、近づいたりしない

苑内の猿は動物園にいる猿ではなく野生の猿なので、触ろうとしたり近づいてはいけません。
必ず1m以上離れてください。

猿のほうから近づいてくることがありますが、その場合でもすぐに距離を取りましょう。
特に写真や動画を撮ろうとした際に、必要以上にスマホやカメラを近づけてしまう場合が多いので注意が必要です。
猿に近づくと、スタッフさんに怒られます。

←実際に怒られた人がここにいます。
刺激したり脅かしたり、目を見たりしない

近づくのがだめなら、もちろん猿に触ったり、脅かしたり、攻撃しようとするのもダメ、ゼッタイ。
反撃されて怪我でもしたら、自分はもちろん痛い思いしますし、猿にとっても、苑にとっても、そしてほかのお客さんにとっても迷惑です。
また、猿にとって近くで目を見つめる行為も「威嚇」として取られてしまいます。

僕も、基本的にカメラのズームで写真撮影をしています。基本的には。
写真や動画はOKだが、撮影用の自撮り棒やドローンなどは禁止

苑内の撮影はOKですが、自撮り棒やドローンといった猿を怖がらせたり、危害を加える恐れのある機材を使っての撮影はNGです。
特に自撮り棒は多くの人が持っていると思うので、使わないよう注意してください。
猿のアップ写真を撮りたい場合、自撮り棒が使えないスマホやGo Proなどのアクションカメラだとちょっと厳しいです。
近づくと怒られますしね。
なので、ズーム撮影に強いカメラを持って行くと良いでしょう。
例えばPanasonicのDC-FZ85D-Kは、レンズ交換不要でズーム撮影に強く、価格も安いのでカメラ初心者にもおすすめです。
動物の入苑は一切不可能!(盲導犬・介助犬含む)

イメージ
地獄谷野猿公苑は、動物は一切入苑できません。
ペットはもちろん、盲導犬や介助犬であっても不可です。
猿にしてみれば、ワンちゃんや猫ちゃんは「外敵」でしかありません。

だからと言って、ペットを車内に置いて行ったりしないでね。ヒロさんとの約束だぞ?
駐車場から片道30分以上歩くので、冬は防寒対策必須!

冬季の地獄谷野猿公苑は、駐車場から最低でも30分以上歩きます。
当然「冬の志賀高原」という、普通に考えればとんでもなく寒いと判断できるような場所なので、防寒対策はしっかりと。

外国の方は結構薄着で来ていますが…寒くないんでしょうか…?
必ず「滑りにくい」「めちゃくちゃ汚れてもいい」靴やブーツで来ること!

個人的に、防寒対策と同じかそれ以上に重要なのが「靴」です。
滑りにくく、また泥やうんこで汚れてもいい靴で来てください。
…
いや、キーボードの打ち間違いじゃないです。
うんこです。
順に説明しますね。
まず、冬の地獄谷野猿公苑に向かう道は多くの人が歩いて踏み固めたせいで凍っていて、つるつる滑る箇所がほとんどです。

上記の写真は帰り道の写真ですが、下り坂&摩擦係数ゼロになっていて、手すりを使わないと進めない場所がありました。
あまりに多くの人が手すりを使ったせいか、手すりがぐらぐらしてて危ない…(笑)
ここ以外にも普通に凍っている箇所が多いので、滑りにくい靴で行くとより安全です。
間違っても滑りやすいスニーカーや、ヒール、サンダルで行かないように。
滑って足をひねったり、骨折するくらいで済めばましな方です。
足を滑らせて、道の途中にある柵のない崖から落ちたりすれば、大けがどころじゃ済まないかもしれません。

一部加工を施しております
あと、あんまり大きな声じゃ言えないんですが…
地獄谷野猿公苑は野生の猿の楽園なので、苑内のあちこちに猿のうんこ、通称「サルの地雷」がナチュラルに落ちてます。
いや、本当にマジで、普通に道のあちこちに落ちてます。
気を付けて歩けば避けられますが…猿を見たり、撮影に夢中になっているといつの間にかサルの地雷を踏みます。
泥や水たまりも多いので、もうサルの地雷を踏んでも、泥で汚れても諦めがつく靴で行きましょう。
間違っても大事なスニーカーやブーツで行かないでください。

Snow boots are a MUST! The path is icy and slippery. No sneakers, please.
サルがいない日もあるので、事前に公式HPで出勤情報をチェック

地獄谷野猿公苑の猿は野生の猿なので、「苑内にいる」という保証がありません。
苑内の方も、できる限り猿が集まるよう工夫はしてくれていますが、あくまでも「努力」です。
基本的には自然のままなので、運が悪いと猿が一日中ほとんど現れないこともあるみたいです。
また、昼にはいたけど夕方にはいなくなったということも十分あり得ます。

僕が取材した日も、14時頃にはこの通りほとんどの猿が温泉から出てしまいました。
せっかく来たからには、やはり猿がいて、たくさんの猿が温泉に浸かっている姿を見たいですよね。

地獄谷野猿公苑公式HP(jigokudani-yaenkoen.co.jp)
少しでも猿に出会える可能性を上げるため、行く前に公式サイトや公式FBなどで発信している「猿の出勤状況」を必ずチェックしましょう。

特に冬以外は、こまめに出勤情報をチェックしておいた方が良いかもしれません。
地獄谷野猿公苑を散策
それでは、地獄谷野猿公苑を案内していきます。
駐車場付近

一番上にある駐車場です。
下の駐車場に案内された場合、ここに来るまでにさらに5分程度歩きます。

駐車場にはラーメンやカフェメニュー、ドリンクを提供する「猿座カフェ」があります。
テイクアウトもやっているので、これから地獄谷野猿公苑に入るまでの長い道のりに備えて温かい飲み物を買っておくのもおすすめです。
ただし、食べ物も飲み物も地獄谷野猿公苑に入る前に必ず処分してください。

駐車場や猿座カフェから数分歩くと、「SNOW MONKEY RESORTS INFO & GIFT SHOP」が見えてきます。

SNOW MONKEY RESORTS INFO & GIFT SHOPでは、お土産を売っているほか、観光地案内や荷物の預かり、防寒具のレンタルなども行っています。

猿座カフェ公式HP(enzacafe.com)
猿座カフェのメニューや、SNOW MONKEY RESORTS INFO & GIFT SHOPのサービス内容については猿座カフェ公式HPをご確認ください

SNOW MONKEY RESORTS INFO & GIFT SHOPの横にある、「地獄谷温泉後楽館入口」から先に進みます。

ここから1.6km、長くて寒い、雪と氷だらけの道を歩いていきます。
噴泉や地獄谷野猿公苑入り口のある場所までは、片道30分のハイキング

ゲートをくぐると、いきなり凍った上り坂という難関が現れます。
手すりとロープを使って慎重に登っていきましょう。
真ん中の階段は凍っていませんでしたが、地獄谷野猿公苑帰りの方が階段を使って降りてくるため、なかなか利用できませんでした。
まあ…凍った道は下りのほうが危ないので、素直に譲っておきましょう。

階段を上ると、しばらくは平坦な道が続きます。
ただし、道はこの通り相変わらずです。
- 凍っているor泥だらけのどちらか
- 狭い
- 片方は崖の所も多い
- 人通りも多い
慎重に歩くしかない条件が揃っています。

道が狭く、そのうえ柵の無い場所も多いので、特に足を滑らせて崖側に落ちないよう注意してください。
このくらいであれば、まだケガ程度で済みそうですが…救助要請が必要になるくらいゴロゴロ下っていく転落場所…いや「滑落」場所もあります。
人がいない瞬間を狙って撮影しているので人が少ないように見えますが、実際はすれ違いが難しいくらい混雑している箇所も多々ありました。
すれ違いざまに足を滑らせた人がぶつかってきて、それに巻き込まれて転倒や転落する可能性もあるので、慎重にゆっくりすれ違ったり追い抜いたりしてください。

道の途中、東屋(小さな休憩所)が見えてきました。
この東屋が見えてきたら、だいたい道の半分くらいです。
冬に休憩していく人はあまりいないと思いますが…疲れたら休憩していきましょう。

なんか、素敵な写真ですね。
もう少し狭くて凍った道が続くので、気を抜かずに頑張りましょう。

道が開けて、建物が見えてきたらほぼゴールです。
この奥に「渋の地獄谷噴泉」と「地獄谷野猿公苑の入口」があります。

建物の脇で、可愛らしい猿のお地蔵さまがお出迎えしてくれました。
噴泉~地獄谷野猿公苑入り口まで

ほぼゴールと書きましたが、あとで行った人に文句言われても嫌なので、正確に言うとこの時点で9割くらい、もう少しだけ歩きます。
上記の写真の、左にある建物の奥に「渋の地獄谷噴泉」、右側の人がいるあたりに「地獄谷野猿公苑入口へ向かう階段」があります。

写真に写っている建物は、1日2~4組限定の宿「後楽館」です。
| 電話番号 | 0269-33-4376 |
| 宿泊料金(1室2名様以上でご利用) | 素泊まり:税込14,300円~ 食事つき:税込17,000円~ ※その他入湯税や冷暖房費がかかります |
| 露天風呂 | 混浴1/女性専用1 |
| 内湯 | 男1/女1 |
| 家族風呂 | あり |
| 泉質 | 源泉かけ流し・加水あり 泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉、単純硫黄温泉 |
| 日帰り入浴営業時間 | 12:00~16:00 (冬季は15:30まで) |
| 日帰り入浴料金(税込) | 大人1,500円/子ども750円 ※その他入湯税がかかります |
| 支払い方法 | 現金のみ ※調査時はクレジットカード使用不可 |
| Wi-Fi | 無し |
| その他 | 館内禁煙 |
| 公式サイト | http://www.jigokudanionsen.com/ |
( ゚Д゚)(こんな所に宿…だと…?)
下の動画、音がうるさいので注意!
ぶっちゃけ、この通り自然豊かどころか完全山の中ですよ?
- まわりには何もない山の中
- 猿が普通に闊歩する大自然の中で、猿に囲まれて入る露天風呂
- 夕食は山菜やきのこといった、地物中心の野性的なメニュー
古き良き日本のお宿というか…とにかくすべてがワイルドな宿です。
ここ以上の「秘境の宿」「孤高の宿」って、日本中を探してもなかなかないんじゃないでしょうか。
興味のある方はぜひ問い合わせてみてください。

ここにある露天風呂が、冒頭で説明した「子猿が偶然入った最初の温泉」と言われています。

後楽館の横には、直径数cmの孔隙(こうげき)から常に92~99℃もの熱湯と水蒸気を噴き上げる「渋の地獄谷噴泉」があります。
ちなみに、「噴泉」と似たような「間欠泉」の違いですが、簡単に説明すると「常に吹き出ているのが噴泉」で、「一定間隔で吹き出るのが間欠泉」です。

この噴泉は、昭和2年(1927年)に国の天然記念物に指定されています。

後楽館の川向かいに、地獄谷野猿公苑へ向かう階段があります。
さっきから「あとちょっと」「もうちょい」を繰り返していて、これを見ながら向かっている人がいたらめっちゃクレームが来そうですが、本当にあとちょっとです。

階段を上り、数分も歩けば地獄谷野猿公苑が見えてきます。

途中、眼下には地獄谷の雄大な自然の風景が広がっています。
長野県は自然豊かなところですが、この景色を見られる場所はそうそうありません。
天気が良ければもっと綺麗な景色が見られると思います。

ちなみに、僕は取材時に高い確率で太陽が薄い雲で隠れるので、自分に『薄曇りのHIRO』という異名をつけています。

ようやく到着しました。
ここが地獄谷野猿公苑の本当の入り口です。

入苑料金は大人800円、子ども400円です。
現金・クレジットのほか、電子マネーも使えます。
ただ、PayPayや楽天ペイなどのQRコード決済には対応していません。
いよいよ地獄谷野猿公苑内へ!

苑内に入ると、トイレや売店がある建物とロッカーがあります。

建物内の売店では、お猿のキーホルダーやTシャツなどが売っています。

建物から出ると、地獄谷野猿公苑の温泉へ続く道に出ます。
( ゚Д゚)(まだ歩くのおおおお!?)
と思うかもしれませんが、数分程度で温泉まで行けるので安心してください。
温泉に行くまでの道にも猿たちはたくさんいます。
例えば、上記写真をよく見ると、右側に猿たちが集まっているのが分かりますかね?

手を伸ばせば触れそうな距離に猿がいます。(もちろん触っちゃだめです)
なぜかみんな一心不乱に雪?を食べているように見えますが、実際は雪の中にあるエサを探しているそうです。

子猿も親の真似して一生懸命雪をかき分けてました。
人間が近くにいても全く無関心です。
もちろんだからと言って不用意に近づいたりしてはいけません。

少し進むと、少し奥に温泉が見えてきました。
写真右側、人だかりができているあたりです。

温泉に向かう途中にも手すりにも猿がいました。

格好というか、手がかわいくてつい写真を撮ってしまいました。

もちろん近づかないようにズームで撮影しています。
さらに進むと温泉が見えてきます。

これが、有名な地獄谷野猿公苑の猿専用温泉です。

温泉に浸かる猿と、それを見る人間。霊長類同士の邂逅です。

ちなみに、撮影の時間帯は13:00頃です。
この時間帯は比較的多くの猿たちが温泉に浸かっていました。
実は、14:00過ぎには猿たちが一斉に温泉から出てしまったので、タイミングがよかったと思います。

人並みをかき分けて、ようやく先頭まで来れました。

湯けむりのせいでなかなかベストショットが撮れません。
でもあったかそうな様子は伝わると思います。

ちなみに、猿は人間と違って温泉から出ても湯冷めしないそうです。
というのも、猿には汗腺が少なく急激な体温変化が起こりません。
また、この辺りの猿は寒冷地に適応していて、体の末端の毛細血管が収縮し体温を奪われない機能が発達しているそうです。

子猿も気持ちよさそうです。

親子でしょうか。
親猿は、子猿が温泉に出たり入ったりしているのをずっと見てました。
ゆっくり浸かる猿もいれば、ちょっと触るだけの猿、なぜか温泉を飲んでいる猿など、温泉の楽しみ方も人…じゃなくて猿それぞれです。
先ほども書きましたが、14:00頃になるとこの通り、一気に猿が減りました。
また夕方頃になると戻ってくるらしいです。
温泉の反対側にある斜面にも猿がたくさんいます。
たぶん温泉に入らないオスとかだと思います。
ひと際、体のでかいボスらしき猿もいました。

温泉のある場所から下ったところにも猿がいます。

子猿たちがじゃれあっていました。

毛づくろい中。
おそらくオスだと思いますが、警戒心が強く人が近づくと睨んできます。

なお、帰りは売店やロッカーのある建物の中を通って出口に向かいます。
あとは、来た道をまた30分かけて帰りましょう…。(溜息)

ちなみに、帰りは凍った道を下るのでより注意が必要です。
地獄谷野猿公苑写真ギャラリー
今回夢中で写真を撮ったので、たくさん写真が余ってしまいました…。
撮影枚数はなんと計800枚!(笑)
その中から厳選しても最終的には220枚くらいになりました。
USBの中で眠らせておくだけなのもアレなので、紹介しきれなかった写真をここで紹介します。

お昼頃、僕が着いた頃は薄曇りでしたが、14:00過ぎになると晴れてきました。
そのとき、川のあたりから撮影した写真。
橋の向こう側に猿のいる温泉があります。

最初から晴れろよ…(# ゚Д゚)

猿に限りませんが、動物を正面から撮るのって難しいんですよね。
ズームでひたすら粘って撮りました。

なんか、にやっとした人間らしい表情をしてました。
( ゚Д゚)『今日も人間をたくさん観察できたなあ…』
とか思っているかもしれません。

温泉の中にある石の上で、菜〇緒ポーズしている猿。
セクシーです。

兄弟でしょうか?
仲の良さそうな子猿2匹が、何かを見つめていました。

ものすごく人懐っこい、温泉あがりの子猿。

アンニュイな表情がたまりません。
あまりに可愛くて懐っこいので、動画も撮りました。
ただ、あまりのかわいさに近づきすぎてしまい、スタッフの方に
(# ゚Д゚)『KEEP DISTANCE!!』
と怒られてしまいました。
最初、自分に言われているとは思わず無視してしまいましたが、肩をたたかれてようやく理解しました。
ご迷惑をおかけして申し訳ねえ…

さすが地獄谷野猿公苑…英語で怒られるんや…
猿が立ち上がった瞬間を撮影した奇跡(?)の動画。(笑)

温泉から出たばかりの猿。
毛がしぼんで何とも悲しい姿に。

動物は大きく見せることが大事なので、そりゃオスは温泉に入らないですね。

地獄谷野猿公苑内のアスファルトに刻まれた猿の足跡。
たぶん、工事の際に気づいたけど、遊び心でそのままにしておいたものと推測します。
だって僕ならそのままにしておきたいし。

おそらく外国の方が作った雪だるま。
地獄谷野猿公苑には、こういう雪だるまがいくつもあります。
この日は3つほど雪だるまを見つけました。

地獄谷野猿公苑までの長い道中、こういう雪だるまや落書きを探してみるのも楽しいですよ。
まとめ:地獄谷野猿公苑は、野生の猿の生態を間近で観察できる楽園でした

今回は、長野県山ノ内町にある地獄谷野猿公苑を紹介しました。
温泉に浸かる猿はもちろん、そのほかにもたくさんの猿たちの生態を、文字通り手の届く位置で観察できる貴重な場所です。
冬に行くのは少し大変ですが、それでも行く価値は十分にあります。
暖かい恰好をして、滑りにくい防水の靴を履いて、ぜひ地獄谷野猿公苑に訪れてみてください。
山ノ内町はこのほかにもたくさんの観光スポットがあります。
せっかく山ノ内町まで来たら、以下の観光スポットもぜひ巡ってみてください。
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県外や遠方からお越しの方へ:宿泊情報
もし宿泊を考えているのであれば、地獄谷野猿公苑のすぐ近くには有名な湯田中渋温泉郷があります。
中でもおすすめは「金具屋」さん、「あぶらや燈千」さんです。
たぶん、長野県民に聞けば多くの人が同じ旅館を勧めると思います。(笑)

金具屋さんは、『千と千尋の神隠し』のモデルとも言われる建物そのものが国の登録有形文化財になっている宿です。

あぶらや燈千さんは、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の料理部門で常連の誰もが知る宿です。
僕個人の感覚としては、すこーしいいお値段の宿ですがそれ以上の体験やおもてなしを味わえる老舗の高級旅館なので、ぜひチェックしてみてください。

