今回は、長野県小川村にある「小川の庄おやき村本店」を紹介します。
県内の人はご存じだと思いますが、小川村は少し…いやかなり…いやものすごく山奥にある村です。
おやき村本店はそんな小川村の中でも、さらに山奥にあるおやき屋さんです。

ぶっちゃけ、僕の感想としては秘境に分類される場所と言っても過言ではありません。(←明らかに過言)
正直な話、小川の庄おやき村のおやきを食べたいだけなら、長野市の善光寺表参道や長野駅ビルにある直営店で十分です。
だが、おやき村本店は険しい場所にある秘境だからこそ行く価値がある。

これを見よ。

これを見よ。
もう説明は要るまい。

こんな最高の雰囲気の中で、焼き立てのおいしいおやきが食べられるお店がほかにあるなら教えてくれ。
こんな素敵な隠れ家のようなお店で、囲炉裏の炭火で丁寧に焼かれたおやきからしか得られない楽しさ、雰囲気をぜひ体験してほしい。
そう思って今回記事にしました。
立地についてはめちゃくちゃいじります。
何度でも言いますが、なぜならそれが小川の庄 おやき村 本店の良さだからです。
おいしいおやきを食べるだけじゃなく、信州らしさ、古き良き日本の原風景を堪能したい方は是非読んでみてください。
なお、みなさんうすうす気づいているというか…懸念されているかもしれませんが…
この記事を見た、お店の偉い人やスタッフさんに僕がめちゃくちゃ怒られる可能性もゼロではありません。

この記事がある日突然消えたり、急に忖度100%の文章に変わった場合はお察しください。
小川の庄 おやき村 本店とは?山奥の囲炉裏を囲んで絶品おやきを食べる!

小川の庄 おやき村 本店は長野県小川村にあるおやき屋さんです。
最大の特徴は、縄文式の竪穴住居風の館にある囲炉裏で炭火を熾し、大きな鉄なべを使ってこんがり焼いた焼き立ておやきが食べられる点です。

おやき村のおやきは国産小麦にこだわり、ふっくらもちもちな食感ですが、焼くことでさっくり感も加わります。
詳しい具材や味は後述しますが、ただでさえおいしいおやきが本店の雰囲気と囲炉裏、炭火でよりおいしくなります。
さらにおやき村本店では、囲炉裏のおやきだけじゃなく、そのほかにも楽しい施設やスポットがいくつもあります。

- 自分で作ったおやきをその場で焼いて食べられる「おやき作り体験」
- 手打ちの信州そばや郷土料理のおぶっこが食べられる「食事処」
- おみやげにぴったりの冷凍おやきなどが買える「お土産コーナー」
- 日本の原風景を眺められる「展望台」
- おそらく日本で唯一の「おやき神社」
まさに、景色もグルメも楽しめるエンターテインメントスポットです。
なお、小川の庄おやき村は長野市に直営店もあります。
- おやき村大門店(長野市 ぱてぃお大門)
- MIDORI長野店(長野市 長野駅ビル)
特にぱてぃお大門店は本店同様に囲炉裏があり、焼き立ておやきが楽しめます。
さすがに小川村までは行けない…という方は、直営店でおやきを楽しんでください。

小川の庄公式HP(www.ogawanosho.jp)
小川の庄 おやき村の詳しい情報や、直営店や取扱店について知りたい方は上記の公式サイトもチェックしてみてください。
「そもそもおやきってなによ?」って方は、こちらの記事をご覧ください。
時間があれば予約しておやき作り体験もしてみよう!

小川の庄 おやき村本店では、自分でおやきを作ってその場で焼いて食べられるおやき作り体験ができます。
料金は1人1,200円で、事前に予約が必要です。

おやき作り体験では、1人で2個おやきを作り、それをスタッフの方が目の前で焼き上げてくれます。
もちろん、焼き上がったおやきはその場で焼き立てのまま食べられます。
めったにできない貴重な体験ですので、時間がある方はぜひ体験してください。

要予約で、30~40分ほど時間がかかります。時間に余裕をもって申し込みましょう。
小川の庄 おやき村 本店の基本情報(営業時間・定休日など)
| 住所 | 〒381-3302 長野県上水内郡小川村高府6937 |
| 電話番号 | 026-269-3767 |
| 営業時間 | 9:00~17:00 |
| 定休日 | 月曜お休み(祝日は営業、翌日休み) |
| おやき作り体験料金 | 1人1,200円(要事前予約) |
| トイレ | あり |
| 駐車場 | あり |
| ペット同伴 | 入店はNG |
| 見学所要時間 | 約30~40分 |
| 縄文おやき 小川の庄公式サイト | www.ogawanosho.jp |
小川の庄 おやき村 本店は、毎週月曜休みです。
月曜が祝日だった場合は翌日が休みになります。
お店に行くのに時間がかかりますし周りには何もないので、行って定休日だった場合本当にダメージがでかいです。
なので、きちんと調べてから行きましょう。
あと、営業時間は17:00までですが、15:00頃に囲炉裏の火を止めてしまうそうです。
なので、囲炉裏を堪能したい方は遅くとも午後一くらいには行った方が良いと思います。
所要時間はおやきを食べてお土産を見ていくだけなら、30分程度もあれば十分です。
滞在時間はともかく、行くまでに時間がかかるのでその時間は計算に入れておきましょう。
小川の庄 おやき村 本店へのアクセス・駐車場情報
おやき村本店への道はかなりわかりにくいので、詳しく解説します。
おやき村本店は、小川村にあります。
長野市から車で行く場合(というか、車でしか行けません)、安曇野市や松本市に続く国道19号を進み、長野市信更町安庭にある白馬長野道路(旧:白馬有料道路)を通ってください。
この道路をまっすぐ進むといずれ小川村に入ります。

小川村に入ったら、この橋を左折します。
道の右側に「←おやき村」の看板があります。

橋を渡ったら、すぐに「おやき村→」の看板が見えてくるのでここを右折してください。
ここからデンジャラスゾーン狭い山道に入っていくので、集中して運転しましょう。

( ゚Д゚)(本当にこの道を進んで大丈夫か…?)
と思わず不安になるような、狭くて暗い道をひたすら進んでいきます。
所々道に案内看板も出ているので、目印にして進みましょう。
上記の写真はまだましな道で、もっと狭く、急で、ガードレールの無い道もあるので、雪が残っていたり、凍結している時期に行く場合は特に注意が必要です。

あー…やばい道を走らせている自覚はあるんですね…(←超失礼)

分岐もありますが、基本的に道なり、看板通りに進んでいけば間違いありません。
できたてほやほやの「熊出没注意!!」の看板にビビりますが、車から降りることはないと思うので気にせずゆっくり上がっていきましょう。

大丈夫、道は合ってます。

『もう一息です。もう安心です。』
だそうで。
あー…やばい道を走らせている自覚は(以下略)
看板通り、この辺りまでくれば小川の庄 おやき村 本店は目の前です。

小川の庄 おやき村 本店に到着しました。

駐車場ですが、お店の前に数台停められるスペースがあります。
停められない場合は、上記写真の奥にある駐車場を利用してください。
小川の庄 おやき村 本店を楽しむための3つの注意点
小川の庄 おやき村 本店を安全に(?)楽しむための注意事項を解説します。
冬はとにかく道に気を付けて!安全運転でゆっくりと!

先ほども書きましたが、小川の庄 おやき村 本店に行くまでの道は少し険しいです。
- 激狭!
- 急勾配!
- ガードレールがない
それでも春~秋は、気を付けて運転すれば何の問題もありません。
問題は冬です。本当に気を付けてください。

…と、散々脅しましたが、お店の方にお聞きしたところ冬は毎日しっかり除雪が入るそうです。
最大限気を付けて運転してほしいのは変わりませんが、過度に恐れる必要はないと思います。

それでも、超個人的な意見として冬道に慣れていない人が行くなら、4WD&スタッドレスタイヤの車は最低条件だと思っています。
周囲を散策する場合は熊対策必須!

小川の庄周辺や、本店から少し登ったところにあるおやき神社を散策するなら熊対策は万全にしていきましょう。
生粋の長野県民の僕から見ても、この辺りは熊遭遇リスクは高い地域だと思います。
お店の方全員にも聞いてみましたが、
『熊?普通にいるよ?』
と、「なに当たり前のこと聞いてんだ?」的なトーンでさらっと言われました。
- 熊鈴(無いよりはまし)
- ホイッスル(安くて効果が大きい)
- ラジオ(スマホでも代用可能)
- 傘(開いて熊を威嚇するのに効果があるそう)
- 熊スプレー(高価だが命が買えると思えば安い保険)
おやき村 本店の周囲を散策する場合は、できる限り上記の対策をしていきましょう。

ただし、お店に寄るだけであれば過度な対策をしていく必要はありません。あくまでも散策する場合です
洗濯しにくい服は着ていかないように

おやき村本店の囲炉裏のある部屋は、常に炭火が燃えて煙も出ています。
煙そのものは強力なダクトに吸い込まれていくので問題ありませんが…匂いはどうにもなりません。
その場では気になりませんが、お店の外に出ると体中から香ばしい匂いがします。
洗濯しにくいものは着ていかない方が良いでしょう。
小川の庄 おやき村 本店散策
それでは、いよいよ小川の庄 おやき村 本店を紹介します。
小川の庄 おやき村 本店の外観と千手観音様

小川の庄 おやき村 本店入り口です。

おやき村 本店の入り口横には、千手観音様が祀られています。
あまねく衆生を、あらゆる手段で救済してくれる仏様です。

僕は帰り道の安全を祈願しました。
小川の庄 おやき村 本店からは、小川村の素晴らしい大自然の景色が楽しめます。
ちょっと薄曇りで申し訳ねえ…天気が良いともっと素晴らしい景色です。
ベンチもあるので、買ったおやきをここで食べるのもいいと思います。

店内に入ると、そば打ち場があります。
右に行くと、手打ちそばやおぶっこなどの料理が食べられる食事処とおみやげコーナー、左に進めば、囲炉裏です。
そばやおぶっこも興味ありますが、今回はおやきが目当てなので囲炉裏の方へ行きます。

僕の小さい胃袋ではおやきとそばを食べるのは無理よ…
囲炉裏の館

囲炉裏の館に着きました。
古民家の匂いなのか、炭の匂いなのか、ノスタルジックな匂いがします。

囲炉裏のそばでは、スタッフさんが常におやきを作って焼いています。
スタッフさん全員めちゃくちゃフレンドリーなので、気になることがあったら仕事の邪魔にならない程度に聞いてみましょう。

大きな鉄鍋には、作り立てのおやきが並べられていました。

炭の焼ける香ばしい香りと、遠赤外線の暖かさを常に感じます。

炭火って見ているだけで癒されますよね。
この炭火の動画をひたすら流すYouTubeチャンネルあったら、絶対流行ると思います。(笑)

焼きおやきの種類は、基本3種類です。
- あずき
- 野沢菜
- 季節限定具材
この日の限定具材は人気の「うの花(卯の花)」でした。
冬の間は、うの花が提供されるそうです。


囲炉裏の隅には、熾火でじっくりと蒸し焼きにされているおやきがありました。
買ったおやきの焼き直しもしてくれます。

近くには、サービスのお水やお茶、小川の庄の味噌を使用したお味噌汁の試食(1人1杯です)があります。
どのおやきにしようか迷ったり、注文したおやきが焼きあがるまでの間、ありがたくいただきましょう。
手慣れた様子で鍋におやきを乗せていきます。
炭がぱちぱちと燃える音が最高です。
先ほども書きましたが、お店の方たちは全員優しいので長居してもぜんぜん怒られません。(限度はあると思いますが)
ゆっくりとおやきを食べながら、囲炉裏や焼き上がるおやきの様子を楽しみましょう。
小川の庄 おやき村のおやき実食レビュー

それでは、小川の庄 おやき村のおやきをいただきます。

野沢菜とあずきを買いました。
期間限定のうの花も惹かれましたが…ここは定番の野沢菜とあずきかな…と。

しっかり焼いてあるので、皮はやや硬めでさっくりした食感です。
ただ、決してガチガチな硬さの皮ではなく、あくまでも「さっくり」。
なので老若男女問わず、おいしくいただけると思います。

野沢菜は絶妙な塩気で、香ばしい皮との相性は最高です。
味そのものは決して濃すぎず、素朴さを感じる味付けでいくつでも食べられそう。

まあ、1個1個がけっこう大きいので無理はしないで…(笑)
食事・おみやげコーナー

手打ちそばやおぶっこがいただける食事コーナーとおみやげコーナーです。
食事コーナーでは、寒い季節は暖かい掘りごたつの中で料理がいただけます。
ちなみにおぶっことは、信州みそで作った汁に季節の野菜、豚肉、豆腐、麺などを煮込んだ長野県の郷土料理です。
語源は「ぶち込む(放り込む)」からきていると言われています。

おみやげコーナーには、ふき味噌・野沢菜油炒め・青唐辛子味噌といった加工品や、冷凍おやきが売っています。

冷凍のおやきは、その場で焼いていただけるおやきに比べ具材の種類が豊富に選べます。
もちろん冷凍しておけば日持ちもするので、たくさん買っておやつとして冷凍庫に常備しておくのもおすすめです。
遠くて買いに行けないよ、という方は、上記のリンクから通販を利用して小川の庄のおやきを味わってください。![]()

奥には、小川村の山々を見ながら食事や休憩ができるコーナーもあります。
近くにあるおやき神社も参拝しよう

せっかくおやき村本店に来たら、ぜひおやき神社にも寄って行ってください。
おやき神社は、養蚕業の盛んだったころに地元で崇敬されていた養蚕神社を合祀し、村づくりのシンボルとしておやき村が建立した神社です。
おやき神社へは、お店の前にある道を10分ほど歩いて上っていけば着きます。
車でも行けますが、道が狭い(というかこの辺りに広い道などない!)ので慎重に登っていきましょう。

歩いて行っても片道10分もかかりませんが、熊に注意しながら向かいましょう。
完全に山の中なので、熊が出るかどうかと聞かれたら「出ない方がおかしい」としか言えません。

しばらくすると、おやき神社の鳥居が見えてきます。

おやき神社に到着しました。

正直、何に何をお祈りすればよいか迷いましたが、とりあえず取材と帰り道の安全をお祈りさせていただきました。
かわいくてカジュアルな名前とは裏腹に、非常に静謐というか、神聖な空間でした。
まとめ:小川の庄 おやき村 本店は山奥にあるからこそ行く価値がある!

今回は、小川の庄おやき村本店を紹介しました。
実際に行った人の多くは、「とんでもない場所にあるな」という感想を持つと思います。
ですが、冒頭でもお話しした通り、山奥にあるからこそ行く価値があります。
散々いじり倒しておいてなんですが、絶対行って良かったと思うはず。
ただおやきが好きなだけじゃなく、最高のロケーションで食べたいという方はぜひ行ってみてください。
…
…あ。

言い忘れましたが、帰り道も結構すごい道なので油断せず安全運転でお帰りください。
くどいようですが、特に冬は!
このブログでは、長野市にある長野いろは堂さんが運営するおやきファームも紹介しています。ほかのおやきも食べてみたい方は、以下の記事もぜひ読んでみてください。
ぶっちゃけ小川の庄さんのライバルなので、ここに掲載すると怒られるかもしれませんが…。

今回怒られそうな文章しか書いてねえな。(笑)
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小川の庄おやき村本店に行ったら、小川村にあるほかの観光スポットにもぜひ寄って行ってください。
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県外や遠方からお越しの方へ:宿泊情報
県外からお越しの方で、小川村や長野市周辺の観光をされる方は、宿泊に長野市中条地区にある「信州むしくらの湯 やきもち家」はいかがでしょうか。
長野県の中でも屈指の秘境宿で、大自然に囲まれた超山奥に茅葺き屋根の宿がひっそりと佇んでいます。
ロビーでは常に囲炉裏に火が入っていて、囲炉裏で焼かれている焼き立ておやきは絶品。
さらに運が良ければ、宿から雲海も見られるそうですよ。
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